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今月の特集記事

ドキュメンタリー映画 「幸福は日々の中に」を観て

お達磨の桜まつり

ドキュメンタリー映画
「幸福は日々の中に」を観て

後 藤 清 顕(山形市下条町在住)

 3年前、パレス平安で行われた「東北記録映画三部作」の上映会と記念パーティーで、はじめて久美ちゃん(相澤久美さん)と会いました。その後、去年と一昨年、高橋敏雄さん肝煎りの芋煮会で一緒になり、楽しい時間を過ごしました。

 その久美ちゃんのプロデュースした新しい映画が、山形のフォーラムで上映されるときいて早速観に行きました。 私は、いい映画を観るとまた観たくなる癖があり、今回の「幸福は日々の中に。」は都合3回も観てしまいました。

 障害者を描いた映画だというので、暗い映画かとも思いましたが、とんでもない、生き生きとした表情の登場人物たちに惹きつけられ、あきることなく、最後まで引きずり込まれて、そして、また観たいなあと思って3回も観てしまったわけであります。

 楽器演奏もすき勝手にガタガタ音だけ出すのかと思ったら、ちゃんと演奏して、最後にピタッとまとまったのですごいと思いました。職員の人も障害者の人もとても楽しそうに演奏していたのが印象的で、やらされているという感じが少しもなくて、自分から楽しそうにやっていることがビンビン伝わってきました。

 園長先生が、「癌になっても、死の直前まで当たり前に生きて、スッと死んでいく。普通だといろいろ悩んだり苦しんだりするけど、そういうこともなくて一所懸命に生きてスッと死んでいく」とおっしゃっていたのが、今でも心に残っています。

 唄の上手な年輩の人がいたり、若い人でストリートダンスのような激しい踊りを踊る人がいたり、自分の世界に閉じこもって誰も受付けないような人がいたり、いずれにせよ、それぞれが自分自身の生き方をごくごく自然に生きていて、みんなとてもしあわせそうでした。障害とは何なのか。考えさせられた映画でした。

 

(2/18~2/24・フォーラム山形で上映)

カテゴリ:番外編 | 情報更新日:2017/05/08

ドキュメンタリー映画 「幸福は日々の中に」を観て

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ドキュメンタリー映画
「幸福は日々の中に」を観て

NPO法人「山形移動サポートセンター」元理事長 鈴木 幸子

清々しい心安らげた映画に出合えてありがとうございました。映画を一緒に観た友人達からも、喜ばれました。私自身姪にダウン児が身近にいます(彼女は50才です)。福祉関係は少し知っている方かなと、うぬぼれが、はずかしくなっています。まったく目からウロコです。一人一人のリズムを大切に、大事に受けとめられている毎日、自然に生活できている事を丁寧に、一コマづつ心にしみました。きっとカメラを回すまでの方が永い時間を費やされた事でしょうね。すごい努力が感じられ、幸せな毎日の生活がある事が、伝わって来ました。言葉では伝わらない自分の居場所に安心があるなんて、感動です。画面の中には所長さんや職員が、目立たなくサポートしている所をあまりつまびらかにしない映し方に感心します。あくまでも画面の主人公たちのみに光があたっている。決してエンギする役者でない、ドキュメント映画ならではのゆったり流れる時間の流れに、いやされるんですね。

 ノーマライゼーションでは、差別しているんだなあと、つくづく教えられました。自然にありのまま受けとめ、なにげない背中にも、自分のヒザをだいたまま、その時間を、自分のものにして、堂々と生きていられる、生きざま、空気が、伝わってくる幸福は、日々の中に、まさしくタイトルそのままです。私もいつの間にか、映画の広い心の中に、まるで、参加している気分も味わえました。気持ちが豊かになって、今年から、後期高齢者の自分もありのままに生ききる元気をいただきました。居心地の良い時間をいただきありがとうございました。

 

(2/18~2/24・フォーラム山形で上映)

カテゴリ:番外編 | 情報更新日:2017/04/06

復興を訪ねる旅 ~福島県福島市~

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福島県福島市

復興交流拠点 みんなの家セカンド

福島県福島市に、県外の避難生活から帰ってきた親子や、浜通りから避難して来た親子、地域の大人や子どもたちのための交流拠点「みんなの家セカンド」がオープンしました。
ここでは避難から戻ったお母さんの会「ままカフェMini」や、写真部・ちくちく部などの「大人の部活」の他、交流や繋がりづくりのためのイベントなども開催する予定です。

利用者のお母さん達の投票で決めた「みんなの家セカンド」の愛称は「あっちんち(意味:あっちのおうち)」。避難から帰った人や、避難している人が不安や悩みを安心して話せる場所として、そして色んな人が繋がれる場所として「あっちんちに行こう」と使ってほしい、というスタッフの願いも込められています。

山形での避難生活から戻ったスタッフも常駐して、福島に帰って来たお母さんの不安の相談にも応じています。2階の和室は貸しスペースとしてサークルや団体での利用も可能です。今後、避難生活から帰る人を暖かく迎える福島の拠点となりそうです。

 

☆開館日はホームページから『みんなの家カレンダー』をご覧ください。

【復興交流拠点 みんなの家セカンド】(運営:NPO法人ビーンズふくしま)
住所:福島市笹谷字道場24-9
TEL:024-573-7072 FAX:024-573-7076
ホームページ:http://f-minnanoie.jimdo.com

カテゴリ:番外編 | 情報更新日:2017/03/07

復興を訪ねる旅 ~福島県相馬市~

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福島県相馬市

常磐線 相馬‐浜吉田間 開通!

 東日本大震災から5年9ヶ月。心からこの日を待っていた。

あの日、津波で分断された常磐線、順次復旧して12月10日に相馬‐浜吉田間がつながった。当日、相馬駅から電車に乗り、記念式典が開催される新地駅で降りた。花火が打ち上げられ、式典が始まると、安倍首相がテープカットに参加。 震災当日、新地駅に停車していた乗客の命を救った警察官にねぎらいの言葉をかけた。

新地駅は内陸側に300 m移設したが、高架橋の上から東側を望むと、すぐ近くに海が見える。新しい駅舎内の掲示板には、津波避難経路と避難所までの距離や所要時間が明記されている。

残る運休区間の竜田‐小高は東京オリンピックまでには開通されるとしている。新駅周辺では、地元自治体が新しい街づくりを進めている。

冷たい風が吹いて寒い中、どの顔も明るく輝いて見えた。地元の高校生が配っていた温かいコーヒーを飲みながら、本日の運転再開をきっかけにさらに復興が進むことを願った。(S・M)

カテゴリ:番外編 | 情報更新日:2017/02/08

復興を訪ねる旅 ~福島県相馬市~

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福島県相馬市

『相馬市伝承鎮魂祈念館』を訪れて

 相馬港近くの海岸近くを歩いて行くと、笠岩公園の敷地内に昔ながらの蔵造りで建てられた『相馬市伝承鎮魂祈念館』が見えてきます。2015年4月1日にオープンしたばかりのこの施設は、東日本大震災の記憶を残していく事を目的に建てられました。

昔ながらの蔵造りの建物の中に入ると、正面には追悼場所があり、震災で亡くなられた方の名前札が一人ひとり掲げられています。奥へ入ると震災前の町の風景や、震災後の町の様子がパネルで紹介されており、映像コーナーでは震災の時の津波の映像が流れ、当時の被害の様子を見ることができます。フロアの一角には持ち主が未だ見つからない写真50万枚も公開されており、この日も、思い思いの時間を過ごしに町の人や県外の観光客が絶え間なく訪れていました。東日本大震災から年月が経つにつれ、被害の大きかった海岸沿いも日に日に整理される中で、当時の様子を伝え、亡くなられた方々への追悼の想いを託す、相馬市の新たな場所となっています。

 

『相馬市伝承鎮魂祈念館』

住所:相馬市原釜字大津270(笠岩公園内)
開館時間:9時~17時
休館日:12月29日~1月3日
入場料:無料
問い合わせ:相馬市観光復興御案内処 電話0244-26-4848

カテゴリ:番外編 | 情報更新日:2016/12/08

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