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山形そばを食う会

第302回 山形市「なかや」の巻

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山形三たてそばを食う会
第302回 山形市「なかや」の巻

めいめいにお酒小瓶1本ずつの新機軸
本格派のミニ会席料理を堪能した1日
 
穴 澤 鉄 男(元河北新報山形総局長)
 
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 そば会に欠かせない、そば前(お酒)。今回、めいめいの前にお酒の小瓶(300㍉㍑入り)が並んだ。相澤先達の新機軸である。
 例会300回超えを達成したわが山形三たてそば会だが、かつては定員16人、お酒当番という役割があって交代で2人が1本(1本1・8㍑)ずつ持ち寄るのが習わしだった。相澤先達が「そば前は2本まで」という原則を貫こうとするのは、こうした歴史的事情がある。

 しかし…。定点での開催から「巡業方式」に変わってからというもの、参加者は増える一方である。今回も300回記念例会に並ぶ40人が参加。相澤先達も、お酒の適正な量を決めかねている様子だ。加えて「お酒の奪い合い」などという言葉も登場して、どう平等に行き渡らせるかが難題である。そこで先達が考えたのが「めいめいに小瓶」方式。

 無論、一筋縄で行かない面々が会員にいることも、先達は十分に承知。そこで「飲んべいコーナー」を作り、そこには小瓶でなく大瓶を立てた。
会場は、そば会席料理で知られる「なかや」(山形市若宮)。参加者が多いのには理由があるのだ。もちろん会費が会費だから、ミニ会席である。

 まず出された突き出しは多彩なラインアップ。小鉢の中はホウレンソウ、エノキ、油揚げの煮物。脇のレタスの上にはクルトン、チーズ、鶏の松風焼き。さらにサクラマスの柚庵焼きが添えられる。

 乾杯の後、早速酒に手が伸びる。しかし、いつもとどうも様子が違う。めいめい小瓶ということは、手酌を意味する。差しつ差されつがないと、どうもコミュニケーションの輪が広がらない。他方、筆者が座った飲んべえコーナーは、大瓶をほかに回す必要がないので、つい飲み過ぎてしまった。

新会員の自己紹介などが続くなか、揚げそばのトロロ掛けウズラ卵添え、椀としてカブ、南瓜、若鶏焼き、インゲンの煮物が出る。すべて本格派だ。

締めくくりは2人前の板そば。料理とそばと酒を堪能した後、ご主人の渡辺吉蔵さん(67)ご夫妻、息子の英博さん(41)があいさつに見える。最後に山形の会員の1本で締めて散会した。


 

そば会にはどなたでも参加できます。希望者はFAX 023(634)6487へ住所・氏名・電話番号を記して申し込んでください。毎月、案内を差し上げます。会費は、酒代込みで2700円です。

カテゴリ:2014年10月号 | 情報更新日:2016/06/02

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