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山形そばを食う会

第267回 山形市 純手打そば きよすみ の巻

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山形三たてそばを食う会
第267回 山形市 純手打そば きよすみ の巻

 
震災後3度目の春に、朝採りの山菜料理を味わうぜいたく…特注「だしそば」も登場
 
穴澤 鉄男(元河北新報山形総局長)
 
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3月は春なのだろうか。

東日本大震災があった11年春は、3・11当日も含め寒かった。4月に入っても、被災地では時折雪が舞っていた。山菜の季節、という意味で春をとらえると震災後3度目の到来である。今冬は雪が多かったし、春以降の気温が低い。一部品目に放射能の心配はあっても、山の幸の恵みは待ち遠しい。

「春になるとここ『きよすみ』は、山形市内のそば店の中でも『朝採り山菜』が出るので有名だった。店主は代が替わり、その看板も通用しなくなったが、今日は無理にお願いし朝採り山菜を用意いただいた」。例会は、相澤先達の「趣旨説明」で始まった。

「そば会は、宴会になってはいけない」。相澤先達のゆるぎない信条である。三たてそば会が、そば前の「当て」で会場を選ぶのは、異例と言えよう。

会は今回も、そば前をめぐる相澤先達と参加者のバトルで始まった。相澤先達はいつものように日本酒2升(1升は1・8㍑)を用意したが、参加者のうち2人が1升ずつ持参、つまりは差し入れた。「今日はそば会の原点に立ち返って、お酒は1人グラスに2杯に制限する、と宣言するつもりだったのに…」と先達は困惑の表情。とりあえず、自分が用意した2本の1升瓶は片付けてしまった。

まず出された山菜はワラビ。銘々におひたし、テーブルごとに一本漬。続いてウドクルミ和えの小鉢がそれぞれに。ウドの葉のゴマ和え、コゴミと一本コゴミ(赤コゴミ)のおひたしは各テーブルに1皿。一本コゴミは、なかなかお目に掛かれない珍品。締めくくりは、大皿に山盛りの天ぷらがドンと登場。タラノメ、月山ダケなどが素材だ。

山菜に交じって、なぜかソーセージが出る。先達の説明だと、新潟在住「山形三たてそば会」会員からの差し入れとのこと。アクセントの役割だ。

これだけの豪華メニューが「当て」になると、そば前は差し入れの2本で済むはずがない。先達が用意した分も栓が抜かれる。春本番を肴に酔いが回ったころ、初参加の3人が自己紹介。場はさらに盛り上がる。

座が宴会になりかかったころ、そばが出る。まずは「だしそば」。「だし」とは山形の郷土料理で、冷やした夏野菜や香味野菜を細かく刻み、しょうゆなどで和える。今回は、山菜を使った春バージョンのだしをそばに絡ませた。店のメニューにない特注品。本題の板そばは、大盛りを何人もがつついて頂く。やや細め、スタンダードな味だ。

そば会はそばを楽しむのが本義だが、春本番の山の香を味わう〝プチぜいたく〟は許されていい。


二・八蕎麦と山菜三昧
 
森 千紘(三好耳鼻咽喉科クリニック秘書課)
 
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今回のそば会は、山形市やよいにある、純手打ちそばの「きよすみ食堂」に行きました。

実は、昨年の5月の会で「きよすみ」のそばを頂いたことがあり、今年も朝採りの山菜を味わうのを楽しみにしてきました。

お店に到着して早速、採れたての山菜の料理がたくさんテーブルに運ばれてきました。

うどのくるみ和え、わらびの一本漬け、たらの芽のごま和えやこごみのおひたしなど、どれも新鮮でおいしく、特にわらびの一本漬けは日本酒によく合いました。

また、今回も揚げたての山菜の天ぷらが登場しました。

今回は、こごみ、くわだい、ねまがり竹(姫竹とも言う)などを頂きました。野菜には無い山菜独特の良い香りと、サクサクとした食感がとても最高でした。

今年も一度に様々な種類の山菜を頂けてとても嬉しかったです。

そして、主役のそばの登場です。

きよすみ」は、二・八蕎麦という、そば粉とつなぎの小麦粉の割合を8対2で打ったそばが看板です。食べるとそばの良い香りが口の中で広がり、コシがあって喉越しの良い麺がとてもおいしかったです。麺も程よい太さで、女性には食べやすいそばでした。

シメは、つゆにそば湯をかけて、最後の一滴までそばを楽しみました。そば湯は、ビタミンやそばの旨味であるたんぱく質などの栄養もたくさんあり、余す所がなく、すべておいしく頂きました。

私は、今回で4回目のそば会でしたが、何度食べても山形のそばは最高です。 ごちそうさまでした。


そば会にはどなたでも参加できます。希望者はFAX 023(634)6487へ住所・氏名・電話番号を記して申し込んでください。毎月、案内を差し上げます。会費は、酒代込みで2500円です。

カテゴリ:2013年6月号 | 情報更新日:2013/06/01

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