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山形そばを食う会

2020年

第343回 山形市「手打そば 竹ふく」 の巻

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山形三たてそばを食う会
第343回 山形市「手打そば 竹ふく」 の巻

ゆず切りを味わいながら一年を振り返る
会のルールを再確認しつつ楽しんだ例会
 
穴 澤 鉄 男(元河北新報山形総局長)
 
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 伝統といい、歴史という。いずれも形がない。350回になんなんとするわが三たてそば会例会。12月は会の原点とも言うべき竹ふくが会場である。集まった24人(満席)の顔ぶれを見回しながら「積み重ねは、参加者個人にとっても歴史になるのだな」と感じた。
 
 1年に12回ある例会。なのに竹ふくが会場の時だけ参加する会員がいる。「なぜ?」とお聞きしたくなるが、その方にとっては1年の暦の中にきちんと入っているのだ、きっと。
 
 テーブルには突き出し盛り合わせとむきそばの椀が銘々に置かれている。相澤先達のあいさつもそこそこに乾杯である。お酒は米鶴(高畠町)の純米酒など1升瓶2本(1升は1.8㍑)。それぞれのテーブルで話の花が咲く。
 
 と、そこでちょっとしたやり取りが参加者と相澤先達の間にあった。東京からわざわざ参加した会員がお一人いた。お酒でなくビールをご所望である。会には幾つかルールがあるが、ビールはご法度。先達が代表代行のUさんに問い掛ける。「特例を認めますか?」と。Uさんは「ルールはルールです」と厳しい。先達は参加者に問い掛ける。「わざわざ東京から参加したのだから、いいのでは」との声が優勢である。しかしUさんの裁定は覆らなかった。
 
 追加の料理が出る。大根と牛肉の煮込みである。ほどなく酒が尽きる。「そば会は宴会ではない」の原則のもと、追加はない。
 
 ここでメインデッシュのゆず切りが登場する。春はさくら切り、夏は青じそ切り、秋は菊切り、冬はゆず切り。竹ふくの看板メニューである。会場持ち回り制になっても、6月、12月の会場 は竹ふくに固定されている。青じそ切り、ゆず切りがお目当てだ。
 
 ゆず切りは、どんなに頼んでも1人1枚と決まっている。続いて「でわかおり」の新そばが出る。竹ふくらしい細切り。こちらはお代わり自由だ。1枚で十分という方、3枚食べる方、さまざまである。
 
 仙台衆の電車の時刻をにらみながら、おひらきの頃合いである。主人の山川敦司さん(59)夫妻があいさつに登場する。相澤先達から1月例会の予告があり、散会した。
 

 

そば会にはどなたでも参加できます。希望者はFAX 023(634)6487へ住所・氏名・電話番号を記して申し込んでください。毎月、案内を差し上げます。会費は、酒代込みで2,700円です。

カテゴリ:2020年 | 情報更新日:2020/01/05

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