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山形そばを食う会

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第326回 中山町「和風れすとらん むら熊」 の巻

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山形三たてそばを食う会
第326回 中山町「和風れすとらん むら熊」 の巻

映画上映、芸能披露、そば会の3本立て
相澤先達の人脈が生んだぜいたくな構成
 
穴 澤 鉄 男(元河北新報山形総局長)
 
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 いつもの会費でこんなぜいたくなそば会があっていいのだろうか。通常のそば会に加え、第1部として映画上映、第2部そば会の中ではプロの歌舞団による芸能披露…。今日は3本立てである。
 5月の例会が、変則日の開催となり、常連からブーイングが起きたことは、ことし6月号で触れた。ところが、7月例会もルールより2週間遅い最終日曜日の29日開催になるという相澤先達からの電話連絡である。その理由が、会場の中山町長崎「むら熊」に来て分かった。
 着くと店2階の大広間はほの暗い。上映されたのは、相澤先達自身が製作・脚本・主演したドキュメンタリー映画「みんなで創った阿波根昌鴻(おじい)の舞台」。昨年10月に山形市で開かれた映画完成祝賀会では、ダイジェスト版の披露だったが、今回は1時間53分の完全版だ。
 プロによる芸能とは、兵庫県姫路市を本拠地とする民族歌舞団「花こま」の手になるもの。
 一行4人の団員とそば会参加者は大広間で一緒に映画を鑑賞。第2部のそば会では、花こまの皆さんは「おはやし」「寿獅子」の2演目を披露した。「おはやし」は和太鼓、笛、鉦でのにぎやかな演奏。「寿獅子」は縁起物で1人立ち獅子での熱演の後、参加者の頭を噛んで回り無病息災を祈った。もちろんノーギャラの特別サービスだ。
 相澤先達は、伊江島での反戦活動に学ぼうと沖縄通いを続けているが、その伊江島で「花こま」と出会い、交流を続けている。同歌舞団はこの夏1カ月にわたる公演のため北海道に向かうが、この日山形に「寄り道」した。相澤先達が「みんなで創った阿波根昌鴻(おじい)の舞台」を、山形県内35市町村で上映するということをきいて、応援に駆けつけたのだ。
 上映会場続きの大広間には、そば前の肴がセットされた。先付はスベリヒユお浸し。前菜はチーズ酒盗あえ、卵焼き、カイワレハム巻き、糸コン煮。小鉢は豆腐山形だし掛け、煮物がナスとシシトウ煮など多彩。後でナスなどの漬物もテーブルごとに。
 
 乾杯、となるのだがここで花こまの藤尾代表から姫路市・下村酒造店の純米酒「奥播磨」1本(1本1.8㍑)の差し入れがある。披露の後、参加者全員に注ぎ分け、やっと「乾杯」。花こまの一行も奥で着替え、そば会の座に加わる。肴も牛すじ煮、天ぷら盛り合わせ(ゲソ、オカヒジキ)が追加。
 初参加者のあいさつ、映画の感想などと会が進むうち、お待ちかねの「むら熊」主人手打ちの見事なそばが登場。お酒もたっぷりで、夕暮れの気配の中お開きとなった。
 民族歌舞団「花こま」は日本文化の伝統を守り育てよう、を合言葉に1987年に結成された。手持ちの演目は和太鼓、獅子舞い、南京玉すだれ、もちつきばやし、人形芝居と幅広く、海外を含む各地で精力的に公演活動を続けている。

 


 

そば会にはどなたでも参加できます。希望者はFAX 023(634)6487へ住所・氏名・電話番号を記して申し込んでください。毎月、案内を差し上げます。会費は、酒代込みで2700円です。

カテゴリ:2017年1月号 | 情報更新日:2018/08/07

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