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山形そばを食う会

第319回 高畠町「ゆうきの里さんさん」 の巻

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山形三たてそばを食う会
第319回 高畠町「ゆうきの里さんさん」 の巻

 
 
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~例会案内状~
 十一月ともなれば新蕎麦の季節だが、今回はちょっと遠出をして高畠町へと足を伸ばした。会場は上和田にある「たかはた・ゆうきの里さんさん」。ログハウスもある様々な農産物加工体験ができる施設で、味噌作り・とうふ作り等のコースの他に、そば打ち体験コースもある。この施設は、無農薬高ミネラルの薬玄米を超深炒りした深炒り玄米粉を商品化した和法薬膳研究所と菊地農園を経営する菊地良一さんが、そば打ち体験を指導している所。今回菊地さんが当そばを食う会のために特別に会場を設定して下さり、菊地さん自らが蕎麦粉一〇〇%の蕎麦を打ち、私達に御馳走して下さることになったもの。
 当日は生憎のみぞれが降る寒い日だったが(流石に山形は仙台よりも季節の進みが一足早い!)、菊地さん手打ちの十割蕎麦に期待いっぱいの蕎麦好きが集まって来た。(中には少し早めに来て、日本三文殊の一つに挙げられる亀岡文殊を参拝してきた人達もいたようだ。)集まったのは全部で二十余名で、遠いにもかかわらず、半分以上はいつものように仙台衆だ。
 例によってそば会は酒の乾杯で始まるが、今回用意されたのは地元高畠の地酒、「錦爛」吟醸酒。蕎麦に酒は付き物と云う訳で、蕎麦好きには酒好きが多く、酒呑みには「錦爛」吟醸酒三〇〇mlを一本ずつ配布したが、車の運転者には烏龍茶で我慢してもらう。酒のつまみは地元高畠の高砂屋さんが創ってくれた折詰め。酒呑みは「錦爛」で、呑まない人は烏龍茶で先ずは乾杯。酒が入ればそれはそれは、いつものようにそこここに話題の花が咲き盛り上がる。そうこうしているうちに、菊地さん手打ちの蕎麦が出る。新蕎麦の香り豊かな腰の強い盛り蕎麦だ。蕎麦をすすり始めれば、それまでの話しも中断して喧騒も止む。そしてそちこちに「お代り」の声が上がり、菊地さんが盛り蕎麦を追加して回る。香り豊かな今年の新蕎麦は、菊地さん手打ちの腰の強い十割蕎麦で、参加者全員が満足の態だ。こうして「山形三たてそばを食う会」の今年の新蕎麦の季節が始まった。
 地酒「錦爛」と菊地さん手打ちの新蕎麦十割に堪能してそば会がお開きになった後は、菊地さんの格別の御好意で、菊地さん栽培のミネラル野菜「ゲンキナ」の菜摘みが用意されていた。「ゲンキナ」は和名アカザカズラと云うツルムラサキの仲間の蔓草で、老化防止や血液サラサラに効果があるとか。お浸しやサラダ、味噌汁の具にいいが、しゃぶしゃぶのようにして食べるのが美味しいそうだ。各人家への土産にビニール袋いっぱいにゲンキナの葉を詰め込んだ。初冬ともなれば日暮れも早い。皆々そろそろ薄暗くなりつつある中、家路を急いだ。

 


 

そば会にはどなたでも参加できます。希望者はFAX 023(634)6487へ住所・氏名・電話番号を記して申し込んでください。毎月、案内を差し上げます。会費は、酒代込みで2700円です。

カテゴリ:2014年10月号 | 情報更新日:2017/12/07

第317回 名取市「焔蔵」アタラタ店 の巻

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山形三たてそばを食う会
第317回 名取市「焔蔵」アタラタ店 の巻

 
 
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~例会案内状~
 朝夕めっきり涼しくなりました。皆さん、お元気でいらっしゃいますでしょうか。
 さて、九月の例会は、久しぶりに宮城県内のお店です。名取市の「焔蔵」アタラタ店。山形県最上郡大蔵村(肘折温泉のある所です)で穫れた在来種の「最上早生」100%の二八そばです。正直言います。小生はでわかおりよりこちらの最上早生が好きです。浦井さんもいつか、そんなことを言っていた記憶があります。
 昨日、行って来ました。親会社の山形の建設会社が建てた木造の洒落た、そば屋らしからぬ店です。和風レストランと言った感じ。名取川の辺りにたたずみ、恋人と行きたい感じ。しかし、そばは山形のそば。本物でした。
 初秋の宵、皆さん、お互いに恋人気分でお会いしたいものです。        (代表)

 

以上、第三一七回、九月例会の案内文である。「山形三たてそばを食う会」は毎月、代表によるこのような案内文から始まる。そして本誌上に毎月紹介されているような例会が繰り広げられてきたのである。
 ところが今回、写真に見るように豪華なご馳走が次々と提供され、会員を驚かせた。一つは代表のお店に対する説明が不足していたようで、そば会というよりも飲み会と受け取られてしまったようなのである。二つは、お店の厚意による大サービス。素敵な雰囲気の店内で会費の倍ほどのご馳走を堪能したのであった。
 この次伺ったときは、 「最上早生100%の二八の板そばください」 とはっきり注文したい。            (編集部)

 


 

そば会にはどなたでも参加できます。希望者はFAX 023(634)6487へ住所・氏名・電話番号を記して申し込んでください。毎月、案内を差し上げます。会費は、酒代込みで2700円です。

カテゴリ:2014年10月号 | 情報更新日:2017/10/06

第316回 山形市「そば・会席料理 なかや」 の巻

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山形三たてそばを食う会
第316回 山形市「そば・会席料理 なかや」 の巻

定評のミニ会席をゆっくり味わいながら
10月の祝いの行事に思いを馳せた1日
 
穴 澤 鉄 男(元河北新報山形総局長)
 
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 おいしい料理は、みんなの心をなごませる。今回の会場は山形市立十中隣の「そば・会席料理なかや」。そば会会員歴の長い人は、「なかや」の料理のおいしさを知っている。参加者34人の数がそれを物語る。庭が見渡せる座敷にはこれ以上は入れない。
 会は先達からの重大発表で幕を開けた。10月に、先達自身が製作に取り組んできたドキュメンタリー映画の完成祝賀会を、市内のホテルで開くというのだ。映画のテーマは、沖縄伊江島で朗読劇「花ぬ美らさ」(製作・脚本・演出はすべて相澤先達)が公演されるまでのいきさつだ。
 なぜそば会の席でその日程を発表しなければならないか。毎年10月に三たてそば会では、「またぎの会」と共催で馬見ヶ崎河畔を会場に芋煮会を開く。そば会の月例会もある。祝賀会を、その二つの行事と抱き合わせで盛大に行おう、という構想が先達の友人たちの手で進められているのだ。
 先達は「お祝いされる立場の私から話すのもおかしいのだが…」と口ごもりながら、日程と内容を発表した。是も非もない。参加者一同納得である。
 閑話休題、そば会である。テーブルにはお膳変わりの和紙の上に、前菜の皿が既に用意されていた。鳥ひまわり見立て、なす田楽、ポテトとチーズお日さまパスタ添え―の3品。
  今日のお酒は先達が用意した銘酒「金爛」の純米吟醸、純米、夏限定酒3本(1本1.8㍑)と差し入れ1本の計4本。差しつ差されつ、いつものそば会の光景が始まる。追っかけ小鉢「つるむらさきお浸し」、煮物「南瓜・冬瓜・蛇の目人参・隠元」が出される。ほかに大皿にキュウリ、キャベツの漬物が用意された。料理がおいしいと笑顔がはじけ、会話が弾む。若主人渡辺英博さん(39)が決して多くない会費の範囲で考えてくれたミニ会席だ。
 参加者の中にこの日が誕生日の菊地裕一さんが居ることが判明。思わず「ハッピーバスデー」の歌が始まる。
 締めの食事はもちろん板そば。2人前はあろうかというボリューム。女性が、一部を男性に譲る光景があちこちで見られた。こちらも本格派の味。締めくくりは、誕生日の菊地さんへのエールとして1本締めを全員で行い、散会した

 


 

そば会にはどなたでも参加できます。希望者はFAX 023(634)6487へ住所・氏名・電話番号を記して申し込んでください。毎月、案内を差し上げます。会費は、酒代込みで2700円です。

カテゴリ:2014年10月号 | 情報更新日:2017/09/06

第315回 山辺町「ぶん文」 の巻

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山形三たてそばを食う会
第315回 山辺町「ぶん文」 の巻

やはり貫けなかった「お酒なしの例会」
人気の「ぶっかけそば」を堪能した一夜
 
穴 澤 鉄 男(元河北新報山形総局長)
 
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 慌ただしい案内だった。いつもの手紙でない。電話での連絡。なんでも相澤嘉久治先達が17年ぶりに風邪をひいて、1週間寝込んだという。日にちは決まっているので、手紙を出すいとまがなかった。
 電話の中で「おやっ?」と思わせる言葉があった。「お酒なしの例会とする」と言うのだ。今回の会場は、先達の古里山辺町の「そばやぶん文」。店からは「急な依頼なので肴は用意できません」との断り。
肴がなければそば前を出しても仕方がない。三たてそば会史上初めての「お酒無し例会」。本当に実現したのか?
 ぶん文の人気メニューは「ぶっかけそば」。「せいろ」も出ると言うが、乾杯のセレモニーもなしに最初からもくもくとぶっかけそばに挑戦するのだろうか。どうもそば会のイメージにならない。
 JR左沢線羽前山辺駅から、タクシー乗り合わせで会場へ。店席の造り上2グループに分かれる。テーブルには小鉢が3個ずつ並んでいる。ナメコ煮、キクラゲ、キュウリとナスの漬物。「やっぱり酒なし例会は幻かな」と予感させる。
 相澤先達があいさつに立つ。風邪をひいたいきさつの後「実は店からお酒を1本頂きまして…」。16人の参加者で1本だから銚子に分け、「おしめり」程度に頂く。「お酒なし」の案内で車で来た方もいて、飲んだのは参加者の3分の1程度か。
乾杯の発声もない、もの静かなそば前である。おかげで? 筆者は参加者の全景を撮る機会を逸してしまった。
 「かつてそば処みねたの主人、峯田徳重さんは山菜王と称せられた。一さんは彼の血を引く甥御さん。無理に今回引き受けていただいと」と、趣旨を説明した。
 乾杯の発声が終わると、盛り合わせの山菜に一斉に参加者の箸が伸びる。ワラビ、ウドの白和え、フキ炒め、山菜ではないがキャベツとキュウリの漬物。用意された酒がテーブル間をぐるぐる回る。
 続いて出たのがワラビの1本漬け、タケノコ・ウルイ・牛肉の炊き合わせ。やや間を置いて天ぷらの盛り合わせ・コシアブラ、タラの芽、タケノコの3点セットだ。

 

 締めは二八そばのせいろ。終わってみると、やはりいつものそば会とは雰囲気が違う。
そば会は「そば」を仲立ちにしたコミュニケーションの場であるが、お酒の役割も大事だ、と感じた例会だった。
そば前の言葉通り、そばを待つしばらくの時間、飲みながらのさりげない会話、それが独特の雰囲気を作っていたのである。

 


 

そば会にはどなたでも参加できます。希望者はFAX 023(634)6487へ住所・氏名・電話番号を記して申し込んでください。毎月、案内を差し上げます。会費は、酒代込みで2700円です。

カテゴリ:2014年10月号 | 情報更新日:2017/08/07

第314回 山形市「純手打そば きよすみ」 の巻

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山形三たてそばを食う会
第314回 山形市「純手打そば きよすみ」 の巻

山菜の季節のそば会はやはりこの店
主人の配慮がうれしい寒ざらしそば
 
穴 澤 鉄 男(元河北新報山形総局長)
 
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  5月は山菜の季節。そばと山菜は相性がいい、と思っている人が多い。
 今月の会場は「純手打ちそば きよすみ」(山形市やよい)。筆者が参加したそば会だけでも、3回目のおじゃまである。それも5月ばかりだ。
 相澤先達は「5月例会には山菜が欠かせない」と、他の店も当たったらしいが、どうやらOKをもらえたのは「きよすみ」だけだったらしい。
 好天に誘われ、仙台からの友人と2人徒歩で山形駅西口から会場に向かった。ぎりぎりの時間になり、相澤先達は「今日4本の酒を用意したが、
久々気仙沼から参加のKさんを始めお3方から差し入れがあった。よって用意したうち3本は次回用の在庫にする」などと挨拶が始まっていた。
 だからかどうか、空き席を探し座ると、テーブルには既に山菜が並んでいた。せかすような雰囲気を制し、相澤先達は「ご主人をまず紹介したい」と
峯田一さん(57)夫妻を会場に招き入れる。
 「かつてそば処みねたの主人、峯田徳重さんは山菜王と称せられた。一さんは彼の血を引く甥御さん。無理に今回引き受けていただいと」と、趣旨を説明した。
 乾杯の発声が終わると、盛り合わせの山菜に一斉に参加者の箸が伸びる。ワラビ、ウドの白和え、フキ炒め、山菜ではないがキャベツとキュウリの漬物。用意された酒がテーブル間をぐるぐる回る。
 続いて出たのがワラビの1本漬け、タケノコ・ウルイ・牛肉の炊き合わせ。やや間を置いて天ぷらの盛り合わせ・コシアブラ、タラの芽、タケノコの3点セットだ。

 

これまでのように、名前も分からないようなマニアックな山菜は出なかったが、会話はテーブルごとで完結していた。
つまりは、みんな山菜を食べるのの忙しかった、ということ。
 締めくくりの「ざる」は、特別に残しておいていただいた寒ざらしそば。これは1人1枚切りだったが、普通のそばはお代わり自由。
細打ちで、するりとのどを通った。
 初参加者の紹介があった後、相澤先達から来月の「ソバ花見の会」の案内がある。新趣向の催し、どうなるか楽しみである。
 

 


 

そば会にはどなたでも参加できます。希望者はFAX 023(634)6487へ住所・氏名・電話番号を記して申し込んでください。毎月、案内を差し上げます。会費は、酒代込みで2700円です。

カテゴリ:2014年10月号 | 情報更新日:2017/06/05

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