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朋ちゃんの「東沢バラ公園」巡り 10月号

第七回 ラフランス

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芦 野 朋 子

  日本のバラは、かつて偏った認識が定着していた。それは、いきなり四季咲き性のバラが導入されたことが、原因の一つだ。むしろ一九九〇年代まで、バラはきりりと巻き上がる大輪のみだった。だから、他の品種はバラではないかのようだった。そのような時代においても、東沢バラ公園は、京成バラ園芸の力を借り、正々堂々と営まれていた。
 さて、人間の臭覚は、どんな匂いに反応するのか、それを調べてみたい。臭覚とは、匂いの感覚を言う。揮発性物質が臭覚器の感覚細胞を科学的に刺激することで生じる感覚である。別の言い方をすると、化学物質を受容器で受け取ることで生じる感覚である。しかも臭覚は、視覚や聴覚と比べると、記憶を呼び起こす作用が強いと、デブラゼルナーらによって報告されていると、ウィキペディアに記されている。また、イメージや色など、記憶と調和する香りを知覚することによって、その香りは強く作用する。
 そして、今回のバラは、ラフランスだ。ハイブリッドパーペチュアルとティーローズの交雑実生から選抜したハイブリッドティーローズ第一号だ。歴史的にもとても意義深いバラだ。香りは、ダマスクの濃厚な香りだ。
 先程、臭覚の話題に触れたが、素晴らしい香りに包まれて、東沢バラ公園を散策したい。それは、あなたにとってたった一度きりの、バラ公園散策であっても、きっと心に残るだろう。たった一人のあなたへ捧ぐ。それが、出来るのは、東沢バラ公園だけだ。それから、バラの品種を覚えたいのならば、図鑑やそれら本も、もちろん良いだろう。筆者も、京成バラ園芸関連の本を活用している。やはり、詳しくて良い。それでもやっぱり一番は、実際に来る。そして、歩いてみる。今なら、無料である。障がい者も、そうでない人も、だ。だから、非常にお得である。この機会に、来てみれば、まだまだ魅力ある花々に癒される。
(バラまつり開催期間以外は無料開放される。)
 

 

 

カテゴリ:朋ちゃんの「東沢バラ公園」巡り | 情報更新日:2019/10/08

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