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朋ちゃんの「最上川三難所そば街道」巡り 5月号

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第九回 「手打 三郎兵衛そば」の巻

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芦 野 朋 子

  平成三年開店(今年で二十七年目)、平成八年からは、今の店主がそば屋になった。「手打三郎兵衛そば」の名物は、かいもちだ。それを、納豆と白ゴマで頂く訳だ。季節によっては、辛い大根下ろしが付く。(十一月~四月)冬の食べ物である大根を、楽しみにしておいて欲しい。
〈お品書き〉
  • かいもち      千円
  • 大根そば     千百円
  • 板そば      八百円
  • 鳥肉そば     八百円
  • 鳥肉つけ汁    二百円
  • ゲソ天    三百五十円
  • ビール    五百五十円
  • 日本酒    五百五十円
 
 店主である、高橋さんは「かいもち」は、出せば出す程に赤字と嘆く。本当にその通りだ。何しろ、三百g以上のそば粉が必要である。これは、旨かった。非常に弾力があって良い。家族で出掛けて、食べるも良し。食べ切れなかったら、家に持って帰ってみそ汁の具にだってできる。
 
 日大山形高校の野球部選手として甲子園に行った息子さんは、就職された。後継者は居ない。高橋さんは、それでも全く大丈夫な様子だ。やれるうちに、やっていくのだろう。と、漏らす。人間相手の商売で、高橋さんは御苦労された。そばを打つ。それは決して、スポーツでは無い。本来の楽天家だ。そして、何より頑張り屋さんだ。女将の牧子さんが支える。
 
 そばも、もちろん旨い。付け合わせは、日替わりでもないが、なかなかの名脇役達が付くのだ。そば粉の原料は、来迎寺だ。外一の割合で、要は百十パーセントの計算になる。
 
定休日は、火曜日だ。時間は十一時~十六時迄だ。
 
 風味を残す。そうする為に粉は、少々粗めだ。山形県は、そばの作付け面積が全国では、二、三番目と高い。冬の悪条件には負けない。風土が、人間を強くする。
 
 米の代替食として、キビやアワ。それから、麦やそばがある。そばがきは、そば粉に湯を加えて練ったものだ。本来であれば、人々の集まる場合に出されるハレの一品だった。対して、ケはそばだった。
だから、そばは気軽に食べられて良い。
 
 こちら、「手打 三郎兵衛そば」では、カイモチがある。そばがきをかいもちと、言う。のんびり村山市へ来て、お気に入りの店を見つけてみては、いかがなものだろうか。
 

 

カテゴリ:朋ちゃんの「最上川三難所そば街道」巡り | 情報更新日:2018/05/01

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