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朋ちゃんの「最上川三難所そば街道」巡り1月号

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第五回 「碁点温泉  クアハウス碁点」の巻

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芦 野 朋 子

 昭和57年5月、村山市に素晴らしい多目的温泉保養館が完成した。それはドイツ発祥の健康を目的とする、温泉浴場である。
 
 こちらの七夕さんは、支配人でいらっしゃる。七夕さんは、言う。「就職したくて地元に戻って来たのです。そしたら丁度合ったのです。」懐かしそうに話される。これほどの男は、そうはいないだろう。風呂から何から、全てに目が届く。実際、4年半前のリニューアル時も凄く盛況だった。その時も、市内外のお客様が、安心安全なクアハウスか、何度も確かめる。
 
 今年の9月秋のバラのシーズンには、皇族の信子妃殿下が来訪された。それに、村山市はブルガリア共和国のホストタウンであるから、全員美人の新体操選手団が宿泊された。それでは、館内の説明をしよう。最初は、風呂といきたい。絶景だ、鮮やかである。檜風呂付の新客室は、お一人様1泊2食付消費税込一四、八〇〇円からである。平日限定だが、日帰りプランもある。ご利用時間は、午前10時30分から午後3時まで、お部屋代込消費税込みで二、八八〇円なら、ぜひ利用したい。冬の輝き膳という名目で豪華なランチを堪能したい。
 
 温泉でダイエットの決定版は、これで決まりだ。ヘルスアッププラン。お客様に合わせたトレーニングプランを組んでくれる。1泊3食付きで一三、〇〇〇円だ。お食事も、おいしくバランスが取れる。それから岩盤浴も大好評だ。効能豊富な3種類の天然鉱石とミストで、「天然石」、「翠石」、「木紋石」そしてプラス室内噴霧が期待出来る。利用料金は、現在五〇〇円にサービス中だ。それから冬のなっ得プランもある。何と六、九九〇円で、1日限定5室のみの提供となっている。これを日帰りプランで食するならば、お値段は三、九〇〇円になる。プレミアムプランは、ご宿泊が一六、〇〇〇円だ。日~金曜日宿泊、平日限定割引が付けば一五、〇〇〇円となる。日帰りでは一〇、〇〇〇円だ。冬の極膳プラン一二、五〇〇円等、贅沢も出来る。それから、忘れてならないのが「板そば」だ。料理の一品としてのそばと、そば好きの為の手打ちそばがある。コシがあって、旨い。おすすめだ。当然レストランで頂ける。何もお年寄りだけでなく、若者達に来てもらいたい。ぜひにだ。そして、明日への活力としたい。
 

カテゴリ:朋ちゃんの「最上川三難所そば街道」巡り | 情報更新日:2017/12/26

朋ちゃんの「最上川三難所そば街道」巡り 12月号

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第四回 「手打ち(十割)そば ゆきむろ」 の巻

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芦 野 朋 子

 雪室とは、何だろうか。それは、赤塚信一さン率いるNPO法人袖崎雪室研究会約15名が誇る一大産物である。自然と科学が融合した、冷温貯蔵庫だ。まず入ってみた。特別ゲートなどは無く、管理者の赤塚さんが開錠する。赤塚さんは勇壮にぶ厚い扉を開けた。小さな事務室を抜け、次の扉へと進む。すっ、すごい。冷やりとする室温。それから並ぶ米俵である。床面積200㎡、へと雪室本体から、ダクトで空気を送り続ける。湿度70%、室温は5℃だ。まさに一大プロジェクトだ。
 
 最上川三難所そば街道4番店「手打ち(十割)そば ゆきむろ」は、その雪室で貯蔵された地元産の玄蕎麦を石臼で自家製粉。そば粉100%で、手打ちの「十割そば」を提供している店だ。だから、一年中おいしく食べられる。雪室の中で自然に熟成しているからである。
 
 板ソバ  700円
 大盛   900円
 小板そば 600円

 【冬季限定】
 鳥ソバ  800円
 大盛   1000円
 小盛   700円
 
 そばを冷たく、つゆを温めたつけ麺風もある。定休日は毎週水曜日だ。時間は11時から3時迄の営業だ。
 
 月曜日の午後2時過ぎ、編集長と二人で訪れ、板ソバと鳥ソバを頂いた。男臭い、男っぽい味であった。そのソバは、赤塚さんが、挽いて、打って、茹でる。それを奥さんの直美さんがお客様の許へと運ぶ。
 
 お客様の半数は宮城県からだという。それから福島や秋田の人達も来ているそうだ。赤塚さんの人柄、そして支える奥様、直美さんの人柄に心打たれる、そんなリピーターが大半だ。赤塚さんの雪室の未来にかける情熱、信念に人々が集まってくれる。それが、雪室の存在意義だ。ゆきむろのおそばは、間違いなく良いソバなのである。
 
 時代は変わりつつある。畑から大手が直接買い付ける。更に言えば、大金持ちが商売をする時代になったのである。しかし、TPPのシステムは、産物指定が制度だ。山形は、さくらんぼを作れ、宮城は米だ、と言う具合に産地を決定付けた上で、農業が始まる。大規模転作だ。それでは、農民の自由と夢が消失する。自分達の畑で、採れる蕎麦はもちろん野菜や果物は宝物なのだ。それを、させないでどうする。TPPが、世界的な食料危機への対応なのか。
 
 だが、しかし、わが村山市には雪室がある。雪室を活用する未来は無限に広がる。団結して、農家の自由を守り抜こう。それが、現段階での課題ではないだろうか。
 

カテゴリ:朋ちゃんの「最上川三難所そば街道」巡り | 情報更新日:2017/12/06

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