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編集長の「素晴らしい山形」巡り寿司編 [1月号]

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編集長の「素晴らしい山形」巡り
職人さん推奨のシメサバがすこぶる美味しかった「いろは寿司」

料理
料理
 
天童温泉の「いろは寿司」に行ってきた。前号の「宝来寿司」同様、久しぶりの訪店である。
 
駐車場が満杯に近く、店内の賑わいが入る前からわかった。カウンターにも先客があり、専務は三人組のお客さんの応対で忙しそうだったので、長い間専務を補佐してカウンター席を盛り上げている尾花沢出身の職人さんを相手に温燗の酒をちびりちびりと飲る。
 
 「サバがお奨めです。きょう締めたばかりだけど、強く締めてるので、きちっと仕上がってます」
「シメサバ大好き人間です」
 
職人さんが嬉しそうな表情をした。見た眼も美しく、活きのいい熟魚の良質な脂が、スーッと口の中で溶けていく。すこぶる美味い。温燗の酒にもよく合う。
品書きの紙に「ゆりあげ産 本玉・赤貝」の文字が見えた。ちょっと贅沢だが頼んでみる。「もったいない」と呟きながら、すぐ口にする。
「しまった。写真を撮るのを忘れた。」
同じ紙に「庄内産」とある魚の中から、ワラサを選んで頼む。サバと対称的。幼い青くささが残る味だった。一切れ食べてから写真を撮る。酒が切れたが、残念ながら我慢した。美味しかったサバの隣りに、これまた、見た眼も美しいコハダが並んでいるのが眼についた。
「コハダ二貫とスジコ巻きください」
コハダは食べる前に写真に納めたが、つづいて出されたスジコ巻きはまたまた撮るのを忘れ、慌てて食べてしまった。「美味いなぁ」と呟きながら。
 
 
 

カテゴリ:編集長の「素晴らしい山形」巡り | 情報更新日:2015/12/24

山形牛の美味しいお店 「牛若丸」 [1月号]

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「田村畜産」直営店、
だから美味くて安い
東根市役所向かい「牛若丸」

ステーキ牛若丸
ステーキミノ
ステーキ五種盛り
 
友二人を誘って、東根市に向かった。
目指すは東根市役所向かいの「牛若丸」。店に入って、テーブルに坐って、メニューを手にした途端、「嬉しいねえ」
思わず声が出た。

 豪華なつくりのメニューの表紙に「黒毛和牛の最高峰 総称山形牛」と、「山形牛」が大きく浮き出るように書かれている。米沢市内なら当然だが、山形市内で「米沢牛」の大きな看板を立てたり幟を立てたりしている店を見かけると、もちろんそれはそれ、お店の自由であってこちらが云々することでは決してないが、「山形牛」の自称応援団長としては、正直言って「ちょっと」と気にはなるのである。東根市の「牛若丸」さんに見習って、山形市内でももっともっと「山形牛」を前面に押し出そうではありませんか、山形市内の肉屋さん及び肉料理屋の皆さん方よ。

嬉しくなって、るんるん気分でメニューをめくったら「牛セット 牛若丸 五種盛り(3~4人前)6800円」という文字が、見事な写真と共にドーンと眼にとび込んできた。

「良かった、三人で来て」
と、またまた思わず声に出して、早速注文する。内容は、・特上カルビ、・厚切特上ロース(サーロイン)、・上塩タン、・上ハラミ、・角切上カルビ。それに、「やっぱり」ということで・上ミノを追加注文。  酒は、とつづいてメニューをめくって、
「なぬっ」
和田酒造・特別純米、改良信交、とあるではないか。嬉しさを通り越して、しあわせ、そのものになった。
「編集長が、好きだ、とおっしゃっていたもんですから」店長がニコニコしている。いい顔、いい表情だ。
連れの一人は生ビールを注文したが(もう一人は運転役)。
「ビールはいらない」。
 しみじみ味わって飲んだ。高畠の錦爛と、谷地のあら玉と、共に小さな酒蔵であるこの二つの酒造会社のおかげで、酒好きの私は、しあわせな晩年(?)を送らせてもらっている。〝むちうち症〟のため少ししか飲めないのが口惜しいが。
「牛若丸」は、山形牛肥育会社である「田村畜産」の直営店である。見事な写真のそれぞれの肉は、その「田村畜産」産の正真正銘の山形牛である。この見事な山形牛を前記の値段で食することのできるしあわせを噛みしめたのであった。
 きょうは、はなから嬉しかった。そして、しあわせを胸いっぱいにした。三人で、しあわせを写真に残そうとしたが、二人ともいやだと言う。
「こっちまでいやがらせの電話をかけられたんではたまらない」
しあわせの終わりに苦い言葉が一つ出た。店長に頼んで、若い店員さん(武田良彦君)と一緒に写真を撮らせてもらい、苦さを消して店を出た。
 

 

カテゴリ:山形牛の美味しいお店 | 情報更新日:2015/12/24

浦井雄治の 今月のおすすめ [1月号]

メイン

夜の山形に遊ぶ
「錦爛秋あがり」に酔った居酒屋清
店内黒一色の洒落たスナック・ルーブル
「黒の舟唄」を歌ったスナック・ムーンリバー

料理1錦爛秋あがりと煮付け
料理2ルーブルにて
料理2豚カツ
料理2煮付け

 今回は久し振りに夜の山形を散策した。

 

 十一月の高畠町の「そば祭り」に参加した「山形三たてそばを食う会」の面々にも好評だったと云う高畠町の地酒で秋季限定の純米吟醸「錦爛秋あがり」、前回の高畠めぐりで土産に買って帰ったが、確かに美味しかった。
 先ず最初は、その「錦爛秋あがり」があると云うので、山形駅前すずらん街の居酒屋「清」に暫く振りに行ってみた。

 暖簾を潜ると、今開店したばかりで、いつものように親方とママがにこやかに迎えてくれた。早速にカウンターに座を占め、何はともあれ「錦爛秋あがり」を注文。
 山形県開発の酒米・出羽燦々の精米度40%の純米吟醸酒だ。大吟醸を名乗れる精米度だが、蔵元の後藤康太郎酒造店では、「税金を払うよりは地元の人に喜んでもらった方がよい。」として、吟醸酒として出して値段を抑えているそうだ。

 肴は店主お任せで、石鰈煮付けと銀鱈煮付けが出てきた。ついでに店の看板の豚カツを注文した。しばらく「秋あがり」を楽しみ、いい時間になったので次の店に行くことにした。

 二番目は七日町はワシントンホテル隣りのスナック「ルーブル」。
 天井・壁を含め店内全て黒い色で統一している洒落た店だ。扉を開けると、黒のカウンターの上の花瓶に活けられたポインセチアの強烈な真紅の色が目に飛び込んで来た。以前お邪魔した時は清楚にして豪華な純白の百合カサブランカだった。ママの好みの色の花なのだろう。どちらも華のあるママにぴったりの雰囲気の花だ。
 黒い背景の中に一点赤い色が強烈に浮かび上がり、ピアノの音が静かに流れていて、夜の情緒を一層醸し出す。カクテル・マルガリータを飲みながら暫しママとおしゃべりをした。と、その時入って来たのが意外にも山形の知人だった。ひと時を過ごしいい気分になったので、カラオケでも歌おうかと次の店に向かった。

  三番目に行ったのは同じ七日町のスナック「ムーンリバー」。
以前お邪魔した時は、私が仙台の人間だと云うことで、「少しでも山形の雰囲気を味わってほしい。」と、山形名物のからかいの煮付けやもって菊の酢の物・漬物等を用意してくれた。
 心細やかで優しい素敵なママの店だ。そう言えば、「火垂るの墓」等の小説やヒット曲「黒の舟唄」の歌唱、童謡「おもちゃのチャチャチャ」の作詞などで知られる作家・野坂昭如さんが亡くなったと云う。早速にカラオケに「黒の舟唄」を入れてもらって歌い、自称「焼け跡闇市派」の軌跡を偲んだ。
 そうこうするうちに仙台行の高速バスの最終時刻も迫って来たので、ママとの再会を期して店を出、帰途に着いた。

 

カテゴリ:浦井雄治の今月のおすすめ | 情報更新日:2015/12/24

編集長の「素晴らしい山形」巡りラーメン編

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編集長の「素晴らしい山形」巡り
店長の味に大満足 修ちゃんラーメン寒河江店

料理
料理
 
 体調が良くないとやはり酒に関係のないラーメンの店にも足が遠くなる。方々ご無沙汰しているが、修ちゃんの寒河江店にはもう一年以上も行っていないことに気がついた。安達社長の長男さんが店長を務める店だ。南校の後輩、後藤君を誘って、というと聞こえはいいが、なんのことはない、後藤君の車に乗せてもらって最上川大橋を渡った。
 
 一時半過ぎだというのに、店の駐車場は車でいっぱい。数えたら一九台あった。嬉しいねえ。だけど、入れない。仕方がないから、寒河江の知人宅を訪ね、時間を過ごして三時過ぎに入店した。それでもまだ各テーブルが埋まり、空いてもすぐ次々と新客が入店する。
 
 ラーメン好きな後藤君が、ラーメン(600円)に半チャーハン(320円の所、麺類付きだと100円引き)を頼んでくれたので、陽はまだ落ちていなかったのだが、チャーシュー(230円)とザーツァイ(100円)でお酒を一本頼み、お酒をご飯代わりにして八宝菜を注文した。店長(長男さん)は確か横浜の方の(中華街だったかどうか定かでない)中華専門店で修行して来た人で、ラーメン、定食類のメニューの中に中華料理の一品ものが並んでいるのだ。
見事な味だった。栄養のバランスも万全。
 
 「美味しくて、身体に良くて、お酒まで飲めて、そして後藤君に送ってもらって家に帰れる。最高だな。ありがとう」
 「私こそ……ここのラーメンはほんとうに美味いですね。スープも全部ペロッと飲み干してしまいました」
 
 後藤君の笑顔が、窓から差し込む夕陽の光で輝いていた。          (山形三吉)
 
 
 

カテゴリ:編集長の「素晴らしい山形」巡り | 情報更新日:2015/12/03

編集長の「素晴らしい山形」巡り寿司編

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編集長の「素晴らしい山形」巡り
相変わらずの繁盛振りに嬉しくなった「宝来寿司」

料理
料理
料理
料理
料理
 
交通事故で〝ムチウチ症〟となり、半年間もの間飲み歩けなかったので、多くの店にご無沙汰をしてしまった。特に「宝来」さんの場合は、事故の前に三度ほど満席で入店できなかったことがあり、ほんとうに久しぶりの訪店となった。
 
 ドアを開けた途端に、威勢のいい店長の声が迎えてくれ、カウンター席が一つだけ空いていた。相変わらずの繁盛振りに先ずは嬉しくなった。
 
 ボードに、「本日のおすすめ」として、「ひれ酒700円」、「きくわた酢800円」「とろさば刺1000円」、「松島から付かき2ケ700円」とある。
「あれ、いただこうかな」
 
店長のおすすめで、久しぶりの「宝来」の味を味わうことにした。突き出しに「柿の白和え」と「まぐろの角煮」がでた。 「ひれ酒」はもちろん、「きくわた酢」も今年初ものである。身体のあったまる「ひれ酒」と冷やっとした「きくわた酢」との対称的な喉越しの感覚を楽しんでいたら、
 「クエが入りましたので。さわらは庄内浜のものです」
 と、店長が、「さば」と一緒に三点盛りで出してくれた。庄内浜の「さわら刺」とは、この年になって初めて口にするものだった。が、庄内浜はやっぱり「きくわた」だなぁ。松島湾の「かき」は「ひれ酒」に良く合って、食欲ならぬ飲欲をそそったが、保険会社から未だ治療費を出してもらっている身、我慢して、まぐろの赤身一貫と筋子巻きで締めた。突き出しの「柿の白和え」が恰好のデザートとなった。
 賑わう店内での短い時間ではあったが、久し振りに「宝来」の味と雰囲気を満喫した。
 
 
 

カテゴリ:編集長の「素晴らしい山形」巡り | 情報更新日:2015/12/03

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