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浦井雄治の 今月のおすすめ [11月号]

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村山市に遊ぶ
知られざる北方領土探検家最上徳内記念館
最上川絶景の碁点温泉・鰊煮・極太のあらきそば

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 秋晴れの一日、村山市内を巡った。案内役は「そば処山形」を代表する全国に知られた「あらきそば」のご主人芦野又三さんの孫の朋子さんにお願いした。

 

 最初に訪ねたのは市役所の側にある最上徳内記念館。
最上徳内は江戸時代中頃に村山市楯岡の貧農の家に生まれ、江戸に上って勉学に励み、天明五年(一七八五年)から文化四年(一八〇七年)にかけて九回にわたり蝦夷地(北海道)や地方の島々を探検し、エトロフ島に上陸して「大日本恵登呂府」の標柱を建てるなど、偉業を成し遂げた先人だ。
学芸員の方から色々と説明頂いた。あまり知られていない人物だが、北方領土が外交上の問題となっている現今、もっと注目されて良い先人だ。

 

 次いで碁点温泉「クアハウス碁点」に向かった。
最上川岸にある源泉かけ流しの露天風呂から眺める最上川が絶景と云う温泉だ。また、最上川三難所そば街道の第九番店にもなっていて、風呂から上がってから昼食に板そばを注文した。手打ち蕎麦は色の黒い中太だった。

 

 土産を買うため国道一三号沿いの「道の駅むらやま」に立ち寄った。
村山市を始め山形の名産品や地元の農産物を販売している。道の駅むらやまオリジナル菓子「まゆ玉」は、秘伝枝豆のずんだ餡をシルクパウダー入りホワイトチョコで包み、新年飾りのまゆ玉に模した和菓子。山形の秋と言えば芋煮会だが、里芋の酒「いもこ」は村山産里芋を使用した珍しいリキュールだ。

 

 朋子さんがポニーを見たいと言うので、金谷工業団地近くの「ホースガーデンむらやま」に行く。乗馬体験に使う普通の馬の他に、ポニーとポニーより更に小さいミニチュアホースがいた。
ちょうど幼稚園帰りの子供達が立ち寄り、ミニチュアホースに草を食べさせ鼻を撫でて大喜びだった。朋子さんが乗馬体験をし、仙台から通っていると云う乗馬クラブの会員とひと時談笑した。

 

 今日の最後はそば街道一四番の「あらきそば」だ。
入口を入ると、いつもの如く芦野又三さんが囲炉裏の脇に座っていてにこやかに迎えてくれた。ご挨拶をして座敷に通り、先ずは地酒を注文。肴は言わずもがな、身欠鰊を自家製赤味噌で丸一日じっくり煮込んだ名物の鰊煮。板そばは色の黒い極太の硬い田舎蕎麦。久し振りに「あらきそば」の味が染みた鰊煮と硬い極太蕎麦を堪能した。

 

 

 

カテゴリ:浦井雄治の今月のおすすめ | 情報更新日:2015/10/30

山形牛の美味しいお店 山形秋の風物詩「芋煮会」

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第14回『素晴らしい山形』芋煮会 眞物の
「山形牛芋煮会」へどうぞ!!

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「第14回『素晴らしい山形』芋煮会 眞物の「山形牛芋煮会」へどうぞ!!
 
 
10月11日(日)、馬見ヶ崎河畔(馬見ヶ崎橋下・護国神社東側)で
 
第14回「『素晴らしい山形』芋煮会」
(共催:佐々木グループ・山形三たてそばを食う会、協賛:海鮮茶や まみがさき)が開催されます。
 
 
 
 
 
 

カテゴリ:山形牛の美味しいお店 | 情報更新日:2015/10/11

浦井雄治の 今月のおすすめ [10月号]

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上山に遊ぶ
日本の宿・古窯で過ごす豊かなひと時
晴天の全国かかし祭、中国料理の新華楼

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  仙台と山形、上山間には直通高速バスが走り、相互の行き来が随分と便利になり、仙山交流の基盤の一つともなっている

 

 あの猛暑が嘘のような早や秋の気も感じるある日、高速バスで上山温泉に向かった。
終点でバスを降り、温泉街をぶらぶら歩いて今夜の泊りの「日本の宿・古窯」に着くと、和服の女性達がにこやかに出迎えてくれた。「古窯」の名称は、敷地内に一三〇〇年前の奈良時代の須恵器の窯跡(県指定文化財史蹟)が発掘されたことに因むと云う。和服の女性から抹茶の接待を受けた後で案内されたのは、驚いたことに最上階八階の贅沢なしつらいの特別室だった。ひと休みしてから温泉に入った。
温泉は、八階には展望大浴場があり、外に露天風呂もあって、正面に蔵王の山並みが眺められた。一階にも浴場があり、外に江戸時代に京へ紅花を運んだ北前船を十分の一に縮尺した木造船を飾り、北前船を模した石の船形風呂と檜の円形風呂と云う二つの露天風呂がある。風呂から上がれば脱衣室には冷たい「月山の水」が用意されている。
夕食で案内された部屋の卓の上には、豪勢な料理が並び目を奪われた。食前酒(古窯特製梅酒)、前菜(旬の前菜四品盛り)、先付(旬の小鉢盛り)、吸物(松茸と鱧の土瓶蒸し)、造り(中トロ盛合せ)、凌ぎ(上寿司三品盛り)、鍋物(特選牛の温泉蒸し)、煮物(芋煮大鍋)、蒸し物(鱶鰭茶碗蒸し)その他、中川料理長の心尽くしを堪能した。翌朝ロビーの胡蝶蘭の大飾りの前で、記念に女将とご一緒にパチリと一枚、古窯を後にしてかかし祭の会場に向かった。

 

 第四五回かみのやま温泉全国かかし祭は市庁舎東の市民公園で開催されており、初日だった。今年のテーマは「○○な妖怪」。
市内の小学校・高校・老人福祉施設・農協・市役所・企業・団体等から出陳された妖怪かかしは全部で三六〇体。久し振りにジリジリと暑い青空の下、忽然と地中から現われたかのように、妖怪かかしの群れが芝生の公園の一角を埋め尽くしていた。
「古窯」も毎年参加しているようで、今年の「ご飯を食べないと妖怪が出るぞ!」はグランプリを受賞した。古窯出陳の妖怪かかしの前に行くと、先程お会いしたばかりの女将もお出でになっていたので、「それでは」とここでもご一緒にかかしの前で写真をパチリと撮った。

 

 いい時間になったので、昼食は中国料理の新華楼でと店に向かった。店に入って座を占め、先ずは甕入り紹興酒・古越龍山を注文し、肴は酢豚。その後、食事は冷やしラーメンと松茸チャーハンにした。食事を済ませて店を出ると、道路を挟んだ向かいの足湯では、若い女性達が温泉に足を浸して楽しんでいた。

 

 

 

カテゴリ:浦井雄治の今月のおすすめ | 情報更新日:2015/10/08

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