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山形牛の美味しいお店 ホテルキャッスル 12F 和乃匠[7月号]

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ホテルキャッスル 12F
和乃匠

山形牛の急なオーダーに二つ返事
さすがは山形一ホテルの貫録です

ステーキ高畠ワイン
ステーキステーキ
●穴 澤 鉄 男(元河北新報山形総局長)
 
「泣く子と地頭には勝てぬ」という。これにお天気も含めるべきだろう。
 素晴らしい山形・山形三吉編集長から「おいしい山形牛を食べに来ないか、ご夫婦で。高畠町の店に案内したい」と声掛けいただいた。喜び勇んで出掛けたのだが、山形駅に着く直前「奥羽線上り、高畠、米沢方面行きは大雨で不通」の情報。復旧の見通しは立たない、という。
 
 山形市内のお肉の店に精通している編集長だが「急に言われても…」「日曜日は休みです」など、電話の先々から断りが相次ぐ。かくて切り札、ホテルキャッスルへ。
 
 山形一のこのホテルは、編集長御用達だとは聞いていた。編集長が山形牛の振興・普及に力を入れるようになって、焼肉のお店も外部からの客も見据えるなど、意識が変わっていのを感じるが、高級肉だけに予約を入れないと「在庫なし」は多い。編集長がフロントで声を掛けると、さすが薫陶よろしく「ご用意できます」。
この日は洋食の料理長が休み、ということで最上階の和食レストラン「和乃匠」へ。目玉は和風ステーキだが、アシスタント・マネジャー富田修史さんから「前菜、お造り、ステーキの順でお出しします」の説明。「お飲み物は? ワインのご用意もございます」と聞かれ、田舎者ゆえ思わず「生ビール」と答える。知識がなくても頼めるはビールである。
 何ともホテルのコース料理らしい凝った前菜を頂くうちに「この料理にビールなんて、野暮だな」と思えてきた。ワインリストを取り寄せると「地元のワインは全銘柄をそろえています」と富田さん。思い切って高畠ワインの赤をボトルで頼む。「ルオール カルベネ&メルロ」は正解だった。「高畠」が舞台に出て、これでお天気にリベンジできた。
 
さて和風ステーキの登場である。一口サイズに切ってあり、お箸で食べられる。しょうゆベースのソースなので、お造りの後なのに違和感なく味がつながる。 お天気が災いしなかったら、ホテルのフルコース、それも山形牛の和風ステーキなど体験できなかった。大雨にむしろ感謝すべきかも。家内も満足感が顔に出て、よかった、よかった。
 
 
 

雨宿りが運んだラッキーな体験 ホテルで山形牛フルコースです

写真1前菜、お造り
写真2デザート
●穴 澤 美 喜 子(仙台市在住)
 
 夫から突然「今度の日曜日は空いているか」とのお尋ね。何かと思ったら「高畠町のお店で、山形牛を堪能しようというお誘い」だとか。「素晴らしい山形」山形三吉編集長からのお話で「奥さまもご一緒に」とのこと。
 
 高畠町とはちょっとした因縁があるのです。先月(5月)、突然当日の朝、山形編集長から夫に電話があり「今夜高畠町で、地酒めぐりツアーがある。チケットがあるので来ないか」とのお誘い。当日では連れが見つからず、私が代役で一緒しました。ところが、これが何とも楽しい「夜の飲食店めぐり」になりました。
 
 さて今回は代役でないので、少しばかり服装を整えて仙山線の客になりました。
途中雨が降り出したものの、それほど強くはありません。ところが間もなく山形駅、というところで「高畠、米沢方面の列車は大雨のため運転を見合わせています」と車内アナウンス。北山形駅では新幹線が臨時停車中でした。
 
 申し訳なかったのは、山形駅で私たちを出迎えた山形編集長。高畠の店の代わりに、山形市内で山形牛を扱う店に電話を掛けまくりましたが、高級な山形肉を常に用意しているところはそんなに多くありません。加えて、あいにくの日曜日です。
寄らば大樹、と駆け込んだのが「ホテルキャッスル」。雨宿り的ラッキーでしょうか、山形を代表するホテルで、山形牛のディナーを楽しむ光栄に浴すことになりました。
この日お世話になったのは、ホテル最上階の和食の店「和乃匠」。前菜は鮮やかな構成で、ミニトマトのチーズ詰めが口に合い印象的でした。お造りは真ん中に位置する海老が、貫録十分でした。
 
 満を持してメーンの山形牛和風ステーキが出ます。
食べやすくスライスされ、炒め玉ねぎと揚げカボチャが添えられています。肉はとろりとした口当たり。ソースはしょうゆベースで生姜とニンニクがブレンドされた和風味です。
飲み物は最初生ビールを頂きましたが、途中から高畠の赤ワインにしました。夫のリクエストでしたが、この料理にビールではもったいない、と思ったのでしょう。
 
フルーツ盛り合わせのデザートで、締めくくり。
ホテルでの食事の楽しさは、上品でさりげないサービスです。今回も、和食料理長の伊藤啓さん自らがごあいさつに見えられ、料理の解説をしてくださいました。これが至福のひとときなのだ、と納得してバスで家路に就きました。
 
 
 

カテゴリ:山形牛の美味しいお店 | 情報更新日:2015/07/03

編集長の「素晴らしい山形」巡り[7月号]

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編集長の「素晴らしい山形」巡り
「寿司一ばん」で渋谷耕治氏を偲ぶ

料理
料理
 
先ほど、本誌校了日の六月二四日昼、河北町谷地の「寿司一ばん」に行ってきた。
 
整形外科の先生から、〝首輪〟(カラー)を外してもいい、というよりも外してこれからは弱った首を鍛える努力をするようにと言っていただき、山形南高校の後輩・後藤清顕君に連れて行ってもらってきたのである。
 
というのは、「一ばん」の親方と先般亡くなった天童・舞鶴荘の渋谷社長とは切っても切れない仲で、その切れない成り立ちについていま詳しく説明している余裕はないが、親方夫人が何ヶ月もの間渋谷社長を毎日つきっきりで看病しつづけたという事実を知っただけでもその仲の深さを推量することはできるというものだ。かつて「一ばん」で渋谷社長と夫人と小生と三人で親方相手に飲み合ったときの二人の息の合った会話を、私は今でも鮮明に思い出すことができる。
 
それで私は、元気になったら「一ばん」へ行って親方から渋谷社長の最期の話をきこうと思っていたのだった。
 
天童の名門〝舞鶴荘〟を買い取った元自民党県会議員の渋谷耕治氏と私との仲を不思議に思う人が沢山いた。無理もない。いずれ本誌で詳しく記す事があるだろう。
 
 「一ばん」の岩がきも寿司も、そして〝最後のもの〟と親方がおろしを添えて出してくれたワラビも美味しかった。
「どうせなら」とこれもまた親方が用意してくれたジョッキに〝ノンアルコール〟を注いでの、二人だけの偲ぶ会であった。(談)
 
 
 

カテゴリ:寿司 | 情報更新日:2015/07/03

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