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浦井雄治の 今月のおすすめ[2月号]

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山形の地酒を殆ど常備、山海の美味も揃える
呑兵衛にはたまらない店に笑顔の素敵な親方

居酒屋 味山海

天然ぶり天然ぶり
山形牛サイコロステーキ山形牛サイコロステーキ
 冬の山形も夕闇迫る頃ともなればさすがに冷えてくる。いつもは冷酒を楽しんでいるが、この季節にはやはり燗した山形地酒をチビリチビリとやりたくなる。それで山形の地酒が殆ど揃っていると云う居酒屋に行くことにした。所は山形市の中心街・七日町の「アズ七日町」の近くの居酒屋「味山海」。入口を入るといつものように店の中央には見事な手捌きで調理している親方と奥様の姿があり、にこやかに迎えてくれた。山形の地酒の銘柄を知り尽くし、取り揃えている親方は、常連客の求めに応じてその日の酒を推薦し、またそれに合う肴を提供してくれる。
 
  山形地酒のメニューに載る銘柄の多さに目移りするが、先ずは河北町谷地の和田酒造の「あら玉特別純米酒」を燗で注文。肴は「山形牛サイコロステーキ(850円)」、「天然ぶり刺身(600円)」、「かんぱち刺身(600円)」、「自家製〆さば(600円)」。直ぐに空になったあら玉の次は、村山市の高木酒造の「朝日鷹本醸造」を注文。カウンター越しに親方とお話しながら酒杯を傾け肴を愉しみ、更に「きくわた天ぷら」を注文。程なく朝日鷹もまた空になる。「燗が旨いですよ。」との親方のお薦めで同じく高木酒造の「十四代本丸」の燗を注文。そして親方からはサービスで「いぶりがっこ」と「ばくらい」を提供された。親方の美味しい料理はいつもながらのことだが、いぶりがっこもまた美味しかった。
 
 そうこうするうちに山形の夜もいい時間になった。今夜はこれでおいとましよう。
 
きくわた天ぷら
きくわた天ぷら
かんぱち刺身
かんぱち刺身
ばくらい
ばくらい
いぶりがっこ
いぶりがっこ
 

居酒屋 味山海
山形市本町2ー4ー21
TEL 023・642・5402
■営業時間 18時~24時
■定休日 年中無休
 
 
 

カテゴリ:浦井雄治の今月のおすすめ | 情報更新日:2014/02/05

天童グランドホテル 舞鶴荘[2月号]

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山形牛の店
天童グランドホテル舞鶴荘

突如訪れた山形牛極上一品との出合い
自分には味わう資格があるのだろうか

集合写真
●穴澤 鉄男(元河北新報山形総局長)
 
 温泉地のホテルなのに、食事のメーンは牛肉料理―天童グランドホテル舞鶴荘(天童市鎌田本町)はそんな宿だと聞き、以前から気になっていた。どうしてだろう、と。温泉宿の料理は刺身、天ぷら、茶碗蒸し…と代わり映えしない定番が大抵並ぶ。
 
 そんな折、相澤嘉久治編集長から突然の電話。「めったにお目に掛かれない山形牛の部位が舞鶴荘で用意できた。山形牛の素晴らしさを知ってほしいから、時間を作ってくれ。誰かもう1人同伴して結構」と言う。またと無い機会。天にも昇る気持ちだ。
 
 同伴者に選んだのは飲み友達の遠藤深雪さん。おいしい物には目がなく、かつ調理師の資格を持つ食べ物のプロ。約束した午後1時の30分以上前に舞鶴荘に着く。極上肉を落ち着いて味わうためだ。
 
 小ぢんまりした掘りごたつ式の和室。既にテーブルには、シャトーブリアンの肉が3枚、皿に鎮座している。細かいサシが入り、薄いピンクだ。
 
 告白すると、シャトーブリアンなる言葉を、私はこの日まで知らなった。案内役の井上英雄ホテル支配人が、ざっと解説してくれる。遠藤さんが、持参のタブレットで慌てて検索する。「ヒレ肉の中央部の最も太い部分のこと。ヒレ肉およそ4キロから600グラムほどしか取れない」。1頭から600グラムだけでも驚きなのに、井上支配人が差し出した「御品書」を見て、さらにびっくりした。地元で開かれた共進会で優勝した、いわゆるチャンピオン牛なのだ。
 

次回の天童温泉は、一泊牛肉三昧に決定!

ステーキ
●遠藤 深雪(仙台市から参加)
 
 仙台も久しぶりに雪化粧の朝。名前のせいか、どこかに行こうとすると雪が降る。同僚からは雪女のレッテルが貼られるくらいだ。でもそんなことは言っていられない。今日は天童温泉の舞鶴荘で、山形牛超希少部位のシャトーブリアンが食べられる!
 
 時折風で雪が舞い上がる関山峠を越えたと思ったら、あっという間に着いた感じ。テーブルにはナイフとフォークが並べられ、見慣れぬ穴澤さんのスーツ姿に私も背筋を伸ばし、いよいよ食事開始。
 
 何と! 何と! 柔らかい! ナイフを入れれば、きめが細かく脂肪分が少ない。なのに柔らかい! お酒が好きな私だが、このお肉には白いごはんが欲しくなる。肉汁がごはんを包むようにのどを通りぬける。期待通りの絶品。最後の一切れまでしっとり味わうことができた。文章で表現するとナイフがなくてもお箸で裂けるし、歯がなくても食べられる。
 
 今度来る時は泊りながら温泉と美味しい牛肉三昧に決定。山形に来る楽しみがまた一つ増えた。
 
※相沢様大変お世話になりました。ご馳走さまでした。
 

カテゴリ:山形牛の美味しいお店 | 情報更新日:2014/02/05

修ちゃんの山形飲み・食べ歩き[2月号]

メイン

修ちゃんの山形飲み・食べ歩き
第二十一回 「寿司一ばん」

ウマヅラ
なみだ巻き

今回は、2014年の一ばん目の取材ということで、ここ河北町谷地の寿司一ばんさんにお邪魔しております。

本年の干支はウマ年ですので、何事もウマくいきますようにと願いを込めまして、つまみとしてウマヅラを注文。ウマヅラとはフグ目カワハギ科のお魚のこと。名前の通りウマの顔にそっくりなのです。私たちがウマというとまず思い浮かべるのは、競走用のサラブレッドです。あの長く鼻筋の通った顔には高貴の面差しがあり、細く長い足には高潔の気配があります。ところがウマヅラの方となると、たしかにウマにそっくりなのですが、高貴さがまったく感じられません。

釣りでは、エサ取りが上手いので嫌がられる奴でもあります。と、あまり印象の良くないウマヅラですが、どうやら近年需要が増えているようなのです。実際にいただいてみると、少し弾力のある白身で、肝醤油をつけると最高です。ウマヅラの需要が伸びていることが納得できます。外見よりも中身で勝負のウマヅラ、ご立派です。

さて続いては、入店したときから気になっていた寿司一ばんさんの三大巻物「元祖なっと巻き」、「なみだ巻き」そして「無口巻き」を注文。「元祖なっと巻き」は元祖だけあって、まろやかな味わいです。お聞きしたところ、納豆の他に、味噌や山椒などが入ってるとのこと。そして「なみだ巻き」。どうして「なみだ」なのか、初めはわかりませんでしたが、口に入れてすぐに理解できました。葉わさび巻きです。

少し辛く、葉わさびの風味が感じられます。それでは「無口巻き」はというと、葉わさびが「なみだ巻き」の倍はいってるとのこと。さすがに辛さが増して、一瞬たしかに無口になってしまいました。「無口巻き」で終わりにすればいいものを、葉わさびの辛さで口が麻痺してしまったのか、なぜかさらに辛い葉わさび巻きを無理に注文。あまりの辛さに悶絶しそうになっちゃいました。

 

安部 修平 (叡和塾教務部)

カテゴリ:修ちゃんの山形飲み・食べ歩き | 情報更新日:2014/02/05

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