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浦井雄治の 今月のおすすめ[1月号]

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蕎麦だけを出します、と蕎麦にこだわる店
十割の太打ちと外二の細打ちが楽しめる

手打ちそば 和工房 そばのみ

そばのみ膳そばのみ膳
食べ比べセット食べ比べセット
新蕎麦も熟成して益々美味しくなる冬を迎えて、蕎麦にこだわる「そばのみ」を訪ねた。村山市楯岡の山形県村山総合支庁のそばにある。屋号「そばのみ」は、「蕎麦の実」の意と思いきや、そうではなく「蕎麦だけ」の意だそうで、蕎麦以外のものも出すのが普通の山形の蕎麦屋の中で、蕎麦だけを出すことにこだわってそれを謳っている。
 
地元杉を使った白木造りの店は、「木のぬくもりに包まれて忘れかけていた『和』の良さを感じて、ひと時を過ごしてほしい。」との思いで造ったもの。四つの「き」を大切にしている。「器」―目で楽しんでいただくうつわ。「木」―建物の中で木の香、ほっとできる空間。「気」―来てくださったお客様の気持ちを大切に。「喜」―心から喜んでいただけるように。
 
蕎麦粉は地元の霊山葉山の麓で穫れた県奨励品種の「でわかおり」の石臼碾き粉だ。蕎麦は、蕎麦粉十割の太打ちと、蕎麦粉一〇につなぎの小麦粉二の外二の細打ちの二種類がある。共に色白く腰がある。
 
お薦めは先ず蕎麦粉十割の太打ちと外二の細打ちの両方を味わえる「食べくらべセット」(1,000円)で、1.5人前の量がある。つゆは腰のある蕎麦に合って辛口で濃い。十割の太打ちと外二の細打ちを温かいつゆで食べる「鴨つけそば」(950円)、「鳥つけそば」(850円)、「豚つけそば」(850円)もあり、それぞれ好評だ。
 
「そばのみ膳」(1,000円)は外二の細打ちの「もり」と「そばがき揚げ」と「冷たい肉そば」のセットで、三種類の蕎麦が楽しめる。「そばがき揚げ」は蕎麦がきを油で揚げたもので、上に載った山葵を溶いて食べる。黒蜜がけのそばがき揚げ単品(300円)もあり、女性客に好評とか。「冷たい肉そば」はつゆが薄めで甘口。単品(700円)もある。
 
和と自然に親しめる店として女性客に好評で、土・日曜日には特に多いそうだが、それら女性客のための限定サービスメニューとして、もりとそばがき揚げとをセットにした「なでしこ膳」(800円)もある。変わったところで、蕎麦粉を使った「そばのみ風ピザ」(700円)がある。
 
 
 

カテゴリ:浦井雄治の今月のおすすめ | 情報更新日:2013/12/26

焼肉ハウス 金鶴[1月号]

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焼肉ハウス
金 鶴

父の故郷尾花沢は素晴らしい

集合写真
お膳
●阿 相 直 人(仙台市青葉区在住)
 
「山形三たてそばを食う会」の忘年会で、尾花沢市の銀山温泉へ行ってきた。一二月の第三日曜日とあって皆さんそれぞれに諸会合と重なって、出席者が六名という小じんまりとした忘年会となったが、それだけに密度の濃い楽しい忘年会であった。
 
宿は「旅館松本」。相澤代表の案内状に、「今年も愚直に……」とあったように、「三食う会」の忘年会は毎年「旅館松本」と決まっているようである。
 
女将さんも若大将も気さくな方で心からくつろげ、今年の垢をすっかり洗い流して新たなる年への夢と希望をがっちり頂いてきた。
 
翌日は、代表の案内で「芭蕉・清風記念館」へ寄り、松尾芭蕉と「奥の細道」の勉強をし、その御褒美に名店「金鶴」で尾花沢牛を御馳走になってきた。
 
実は私の父は尾花沢出身で、その縁で毎年仙台での「尾花沢会」に出席し、市長さんと一緒に尾花沢牛を頂いてきたのだが、本場・尾花沢の、そのまた本場の焼肉店「金鶴」で頂いた尾花沢牛は絶品だった。
 
父の故郷尾花沢はやはり素晴らしい。
 

山葵醤油で食べた尾花沢牛の見事な味

集合写真
●逸 見 圭 子(山形市在住)
 
本来肉が好きなので、尾花沢牛が食べられて大満足でした。
 
店員さんが、ロースを山葵醤油で食べる食べ方を教えてくださったので、生まれて初めて食べてみました。肉の味が後から後から、じわっじわっと出てきて、見事な味でした。
 
ロースもカルビもハラミも、いずれの肉もやわらかく、筋のような残るところの全くない美味しい肉でした。
 
近年、尾花沢牛の評価が高まっているとききましたが、肉好きの私を満足させる、噂どおりの肉でした。
 

極上の尾花沢牛を堪能

集合写真
●天 野 正 和(仙台市泉区在住)
 
尾花沢は、銀山温泉と西瓜しか知りませんでしたが、極上の尾花沢牛を賞味することができて、尾花沢の魅力をまた一つ知ることができました。阿相さんのお父さんの故郷だそうで、こういうところの血を受け継いでいるので、阿相さんも味のあるいい男に育ったのでしょう。
 
「金鶴」さんは生産販売のお店だそうで、それだけに新鮮なお肉を提供できるのでしょう。ほんとうにやわらかく、脂身も強くなく、固い所もなく、極上のお肉を堪能させていただきました。
 
「金鶴」さん、ごちそうさまでした。
 

カテゴリ:山形牛の美味しいお店 | 情報更新日:2013/12/25

修ちゃんの山形飲み・食べ歩き[1月号]

メイン

修ちゃんの山形飲み・食べ歩き
第二十回 「和可奈寿し」

にぎり
刺身

今、西田に在ります和可奈寿しさんで、ノンアルビールを片手に寿司をいただいております。マグロの赤身、炙りトロ、鉄火巻のマグロづくし。さらに、数の子、イクラなどなど魚卵づくし。大好きなイカもついたこの「大漁握り」には、食べるごとに様々なことを考えさせられます。

マグロ。マグロは年がら年中お出かけで忙しい。そのお出かけも、全部仕事がらみです。かなりのスピードで泳がないと、酸素が不足して呼吸困難になるので、無理にでも、自分から買ってでも、マグロは出張や長期旅行を続けなければならないのです。睡眠も食事も、みんな走りながら済ませなければなりません。でも、マグロ自身、よく味わってないかもしれませんが、いちばん新鮮な刺身(イワシなど)を食べているのです。よく、「とれとれのイワシ」などと言いますが、これはとれとれどころか、「およぎおよぎのイワシ」ということになります。「産地直送」どころか「産地直入」なのです。と、マグロのことをあれこれ考えながら、炙りトロをいただくのです。旨さに納得。

続いてイカ。イカは、人間でいうと「アブナイ奴」です。何をしでかすかわからないところがあります。やることなすことメチャクチャなのです。顔の上に胴体がある、とゆうのがすでにデタラメです。あってはならないことです。足が十本あるというのもなかなか理解しがたい話です。四本もあれば何とかなる、という考え方がないようです。満ち足りるということを知らないのです。調べてみますと、イカは「軟体動物門、十腕目」とのこと。あの十本たれさがってるものは、手でも足でもなく腕だとゆうのです。まったくもう、ああ言えばこう言う、始末におえない奴です。偏屈、異端、ひねくれを絵にかいたような奴なのです。まぁ、そのひねくれてるところが、イカの味わいを一層深めてるのですけど。と、考えながらイカの握りを噛みしめるのです。ん~、やっぱりウマイ。

 

安部 修平 (叡和塾教務部)

カテゴリ:修ちゃんの山形飲み・食べ歩き | 情報更新日:2013/12/25

浦井雄治の 今月のおすすめ[12月号]

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新鮮そのものの美味しい魚料理
主人の多趣味に伴う野生の味とジャズライブ

海鮮茶や まみがさき

ハワイアンの演奏とダンスハワイアンの演奏とダンス
お通しお通し
刺身盛り合わせ 刺身盛り合わせ
秋も深まり夜ともなれば少し寒さも覚える季節、刺身を肴に燗酒が美味しい時節となった。山形の馬見ヶ崎川に架かる馬見ヶ崎橋のたもと、護国神社の隣りにある、新鮮な魚料理が味わえる店として評判の居酒屋を訪ねた。御主人の高橋さんには随分以前から懇意にしていただいている。毎年10月に本誌が馬見ヶ崎川原で開く芋煮会の参加者が、会の終了後に流れる店でもある。父親の代には魚屋だったが、後を継いだ高橋さんが居酒屋併設の総合宴会場に切り替えた。その後馬見ヶ崎橋の架け替え工事と並行して行われた道路拡幅工事に伴い、最近海鮮茶や「まみがさき」として再出発した。高橋さんは魚市場のセリに参加できる資格を持っているそうで、新鮮な魚が食べられるというのもむべなるかな。趣味の釣りと狩猟は本業の域とかで、狩猟仲間の差し入れによる他では味わえない野生の珍味に出会えることもある。店は高橋さんと奥さんと娘さんの三人でやっている。
 
店に入ると一番奥にカウンター席があり、その手前に囲炉裏卓と椅子席があるが、窓側にピアノ、ドラム、シンバル等の楽器が並んでいるのが変わっている。高橋さんのもう一つの趣味がトランペットでジャズを演奏することだそうで、毎月一回ジャズ演奏仲間が集まってジャズやハワイアンのライブをするんだとか。また仲間で老人ホームの慰問をしているそうだ。
 
カウンター席に腰掛け、親方お任せの魚料理をお願いした。酒は河北町谷地の地酒「あら玉」だ。やがて魚料理が次々に目の前に運ばれてきた。
 
刺身盛り合わせ(ひらめ、まぐろ、あわび、たこ等)、くろむつの煮付け、かれいの煮付け、さばの生干し焼き、そして、しまあじの刺身と、酒を飲みながら魚料理に舌鼓を打っているうちに、もう次の魚料理が運ばれてくると云った次第で、新鮮で美味しい魚料理を堪能し、お腹いっぱいになった。
 
こうして地酒と魚料理を楽しんでいると、思いがけなく傍らでハワイアンの演奏が始まり、ハワイアンダンスも始まった。地酒に新鮮な美味しい魚料理、そしておまけにハワイアンと、今夜は一段と楽しいひと時だった。
 
 
くろむつの煮付け
くろむつの煮付け
かれいの煮付け
かれいの煮付け
さばの生干し焼き
さばの生干し焼き
 
 
 

カテゴリ:浦井雄治の今月のおすすめ | 情報更新日:2013/12/03

和風炭火焼肉 楓庵[12月号]

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和風炭火焼肉
楓 庵

楓庵での至福のひととき

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●喜多見 知 子(仙台市宮城野区在住)
 
「山形牛を食べに来ないか」と相澤さんからお誘いを受け、満員に近いバスで山形南高校前に着いて、迎えの車で西蔵王高原への登り道を約10分位走行すると、真っ暗な中に古民家風の一軒家が現れた。今宵の店「楓庵」だ。早速仙人の様な見事な髭を蓄えたご主人に迎えられ天井の高い広間の一角に着席。テーブルに植木鉢が埋め込んであり怪訝な面持の私達の前に赤々と炭の熾った七輪が運ばれて来て納得。直ぐに見事な山形牛のお皿が並ぶ。
 
厚切りのヒレ肉と塩かルビとリブロースは塩味。カルビはタレが絡めてある。他にサンチュの一皿と玉葱。カボチャ、シメジの野菜焼きが並び、心が踊る。
 
ヒレ肉は一口で食べきれない大きさで、切り分けて無くて大丈夫なのか、と一瞬心配したが噛むと肉汁がジュワーと広がり、その柔らかさに驚く。今迄味わったことの無い至福の味わいだ。塩かルビはお皿に花が咲いたかと思う見事な盛付けで崩すのが勿体無い程だが、サッと焼いて薬味を巻いた味わいを楽しむ。リブロースは適度なサシが炭火でとけ、肉の旨味が際立つ。抑えた甘さのタレ味のカルビはサンチュで包んで食べ、もう満腹。と思うのに箸が進む。勧められるままに冷麺まで綺麗に平らげてしまった。美味しいものを食すると幸福を感じるのは本能なのだろうか。絶品の山形牛を味わい尽し、晴れていたら満天の星が眺められそうな楓庵での幸せ一杯の夜となった。今度は肉好きの母親を連れて来たいと思いながら帰路についた。ごちそう様でした。
 

髪も髭も真っ白なのに若々しい表情とやさしい眼差しの店主

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●三 好 悦 子(仙台市青葉区在住)
 
肉は好物なのですが、外食をすることがほとんど無く、まして焼肉屋へ足がむくのは年に一度あるかないかといったここ数年の暮し振りだったのに、何故かその焼肉屋へのお誘い。
 
山形市内から真暗な山道を車で移動し、眼下に市内の夜景がカーブする度に見え隠れするうちに、スポットライトが当る「楓庵」の看板に到着。店内は大広間といった感じのいかにも焼肉店の風情。
 
セットメニューのオーダーに並んだ肉は四種で、最初のヒレステーキは厚みも肉質もマル優。いずれの肉も色良し、頬張れば味良し噛み心地良しで、肉のおいしさを堪能することが出来ました。また、焼肉のタレに溺れることなく、ほとんど塩味ベースのシンプルさは、肉に対しての店主の自信を感じさせてくれました。
 
食後に店主へご挨拶すると、髪も髭も真っ白なのに若々しい表情とやさしい眼差しの方。最初は街の中心で開業されて、家庭の事情で今の地へ移られたとのこと。
 
完全予約制で夜間のみの営業との案内でしたが、そのおいしさには再訪したくなる極上の焼肉店でした。
 

カテゴリ:山形牛の美味しいお店 | 情報更新日:2013/12/03

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