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浦井雄治の 今月のおすすめ[9月号]

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細・太・十割と三種用意している蕎麦
水琴窟の妙音が流れる漆塗りの贅沢な座敷

蕎麦處 弘 庵

山菜入り熱い鴨汁山菜入り熱い鴨汁
紋甲イカのゲソ天紋甲イカのゲソ天
揚げそば豆腐揚げそば豆腐
厚焼き玉子厚焼き玉子
今回は久し振りに座敷に水琴窟の妙音が流れる蕎麦屋を訪ねた。処は寒河江にある寒河江郵便局近くの「弘庵」。
 
造り酒屋の母屋の贅を尽くした座敷を移築して店の座敷に活用しており、落ち着いた豊かな雰囲気で蕎麦が楽しめる。
入り口を入ると、柱・欄間・床の間等から建具に至るまで漆塗りと云う贅沢な造りの座敷には、座敷の前の庭にある水琴窟で水滴が落ちる幽かな音がマイク集音され、静かに流れている。座敷の障子には御主人の松田さんが嗜まれる俳句がそこここに書き散らされている。
 
昼も過ぎてひと時、客のない静かな贅を尽くした座敷に座し、水琴窟の幽かな妙音を聞き、散らし書きの俳句を眺め、十割蕎麦を賞味する。正に静かに豊かな気分に浸れるひと時だ。
 
蕎麦粉は北海道産で、割合は蕎麦粉九に小麦粉一の九・一が基本だが、蕎麦粉100%の十割蕎麦もある。即ち、繊細で馥郁とした香りの江戸風の細打ち、あらあらしいほどの香りの太打ちの田舎蕎麦、蕎麦の甘みが魅力的な更科系の十割蕎麦の三種類が用意されている。
 
水は、月山・朝日岳山系の懐の西川町大井沢の小清水の湧き水を使用している。「つなぎが一割のため温かい蕎麦は伸びやすいので、お薦めは冷たい蕎麦」と品書きにある。蕎麦は山形の蕎麦屋の定番の板そば、普通のせいろ、種物といろいろあり、先に述べた三種類の蕎麦が客の好みで選べる。
 
そこで、更科形の白い細打ちの十割蕎麦と薄茶色の九・一の細打ち蕎麦の合盛り(1,200円)を注文し、これに普通の蕎麦つゆの他に、山菜入りの熱い鴨汁(480円)を付けてもらった。そして、そば屋の厚焼き玉子(70円)、紋甲イカの足のブツ切りのゲソ天(230円)、丁寧に練り上げたそば豆腐を揚げ、中はねっとりとした揚げそば豆腐(190円)を追加した。
 
蕎麦は香り良くしっかりと腰があり、鰹節の香りが立つ程良い辛みの蕎麦つゆ、鴨肉の旨みの滲み出た山菜の入った熱い汁、共に蕎麦との相性も良く美味しくいただいた。
 
他にも、細打ち・太打ち・十割の三種厚盛り板そば(2,160円)、普通の板そば(1,050円)に、カラリ・サックリと揚げたゲソ天せいろ、冷やしおろしなめこそば、山菜鴨せいろ等、品書きにはいろいろある。
 
また、東日本大震災復興支援を謳い、石巻直送の三陸若布、とシャキシャキ胡瓜を盛り、蕎麦つゆに梅を加えてさっぱりと仕上げた、三陸わかめの冷たいそば(850円)もある。
 

カテゴリ:浦井雄治の今月のおすすめ | 情報更新日:2013/09/04

山形牛の美味しいお店[9月号]

山形牛の美味しいお店

チャンピオン牛フィレ肉 舞鶴牧場
チャンピオン牛フィレ肉
特撰尾花沢牛ロース肉 金鶴
特撰尾花沢牛ロース肉
しゃぶしゃぶ美しい霜降り肉 牛若丸
しゃぶしゃぶ美しい霜降り肉
絶品のハラミ 丸源
50年の歴史を誇る焼き肉屋
絶品のハラミ
しゃぶしゃぶ極上の霜降り肉 佐五郎
しゃぶしゃぶ極上の霜降り肉
 
sL1030702 楓庵
炭火焼きセット
とろける程のやわらかさ
山形県食肉公社 山形県食肉公社
山形の肉を全国に提供
蔵王ミート (株)蔵王ミート
蔵王山麗に位置する工場
sL1030702 元気市場Takahashi
飼育から販売まで

カテゴリ:山形牛の美味しいお店 | 情報更新日:2013/09/03

修ちゃんの山形飲み・食べ歩き[9月号]

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修ちゃんの山形飲み・食べ歩き
第十六回  「秀寿し」

塩辛らおろし塩辛おろし

お酒を供してくれるお店のメニューには、たいてい「おろしグループ」とゆうものがあるそうです。

なめこおろし。
しらすおろし。
いくらおろし。

大根おろしの清涼感が口中を洗い、なめこやしらすのおいしさを引き立たせます。大根おろしというものは、特に目立つ存在ではありませんが、日本の食の世界を陰で支えている大物です。

そんな「おろしグループ」に、新たな「おろし」が、いま、仲間入りです。それは「いかの塩辛おろし」です。大地の清涼。海の塩気。シャキシャキとしたおろしの歯触り。コリコリとしたいかの歯ごたえ。そして全体を貫いている大根の辛味。この組み合わせは、もぉ最高です。新たな発見です。

この「いかの塩辛おろし」をはじめ、本日はじゅんさいや新物のいくらなどを出してくださっている「秀寿し」さん。

親方は、何か食べたそうにしている私の顔を見ただけで、何も言わずに納豆巻きやカニの握りを握ってくれます。初めてお邪魔したというのに、どうして大好物がわかってしまうのでしょう。さすがです。

女将さんも明るい方ですし、特に漬物の上手なこと! きゅうりのビール漬けにトマトの塩漬け。見た目も味わいもウマイです。おふたりの明るい雰囲気が、酒と肴と寿司をより一層おいしくしてくれます。

食べ物も会話もおいしくて、時間が経つのがあっとゆうまでした。私の小姓町デビューは、とても素敵なひとときでした。

 

安部 修平 (叡和塾教務部)

カテゴリ:修ちゃんの山形飲み・食べ歩き | 情報更新日:2013/09/02

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