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浦井雄治の 今月のおすすめ[7月号]

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喉越し良く腰もしっかりと
細打ちの二・八
汁が濃厚なつけ鴨せいろ、
酸味の効いたぶっかけたぬき

そば・会席料理 なかや

sL1030702つけ鴨せいろ
(1,260円)
sL1030676ぶっかけたぬき
(800円)
sL1030676そばしるこ
(520円)
sL1030676そばがきぜんざい
(520円)
今回は山形市南部の第十中学校そばの「なかや」を訪ねた。
 
「自分が食べて美味しいと思える蕎麦、自分が納得できる蕎麦」を打つように心掛けていると云う店だが、看板なし、暖簾なし、幟なしで、玄関に「営業中」の小さな木札が懸かるだけの一見普通の住宅だ。中に入ると御主人夫妻と御子息がにこやかに迎えてくれた。座敷に通ると琴の音が聞こえ、外には御主人自ら手入れする緑鮮やかな築山と池のある立派な日本庭園が眺められる。
 
蕎麦は北海道産と山形産の蕎麦粉を混ぜたものに更科粉を一割程混ぜた二・八の細打ちで、香り良く喉越し良く腰もしっかりしている。
 
先ず冷たい蕎麦を温かい蕎麦感覚で楽しむつけめん――「つけ鴨せいろ」(1,260円)を注文。白い葱と鴨肉の入った熱い鴨汁は濃厚で辛口ながら鴨肉の旨みがにじみ出て美味。腰のある蕎麦との絡みも良く、サッとつけて食べるのにはちょうどいい濃さだ。蕎麦湯をそそげばまた別の美味しさだ。他に「つけとろせいろ」もある。
 
冷たいざる汁を丼にそそいで食べる蕎麦――ぶっかけそば(夏季限定)は「ぶっかけたぬき」(800円)を注文。胡麻と大根の千切り、葱、刻み海苔、揚げ玉が入り、野菜のシャキシャキ感と揚げ玉の美味しさに胡麻の香りが加わる。爽やかなオリジナルブレンドの酢が付いていて、好みで懸けて食べるが、酢を懸け野菜等と蕎麦をかき混ぜて食べると、酸味が効いてさっぱりとして一層美味しかった。残った汁に蕎麦湯をそそいで飲むのもいい。他に半熟玉子と炒り胡麻の香りを楽しむ「ぶっかけ月見」、シンプルにとろろと蕎麦の食感を楽しむ「ぶっかけとろろ」がある。
 
蕎麦粉を利用した甘味には、丹波大納言小豆のこし餡に和三盆糖を加え、爽やかな甘さがすっきりとした「そばしるこ」(520円)、そばがきと丹波大納言小豆の大粒をそのまま柔らかく煮込んだ「そばがきぜんざい」(520円)がある。ぜんざいは好みで抹茶を懸けて食べる。他に小豆大粒をそのままそばがきで包み込んできな粉をまぶした「伊吹団子」、そばがきと京の白味噌を焼き上げた「かいもち田楽」がある。
 
変わり蕎麦として茶きり、芥子きり、胡麻きり等もあるが、一月の柚子きり、四月の桜きりがお勧めだ。
 
琴の音を聞きながら緑鮮やかな日本庭園を眺め野鳥の声を聞きつつ、蕎麦を賞味する静かな午後のひと時は、至福のひと時だった。
 

カテゴリ:浦井雄治の今月のおすすめ | 情報更新日:2013/07/03

修ちゃんの山形飲み・食べ歩き[7月号]

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修ちゃんの山形飲み・食べ歩き
第十四回  寿司の「しん幸」

刺身盛り合わせ刺身盛り合わせ
握り握り

今回は天童市長岡に在ります寿司の「しん幸」さんにお邪魔しております。

寿司屋さんの取材は初めてなので少し緊張していましたが、ご主人の笑顔で一気に緊張が解けました。さらに、アルコホールの力を借りてもうバッチリです。

バッチリになったところで、ホヤ酢とお刺身盛合せを注文。

今回、非常においしくて惹かれてしまったのは盛合せの中にいたコハダ。
ガリと大葉を巻いたコハダ巻。

釣ろうとしても、まず釣れないコハダ。

素人ながら、コハダを捌いて酢〆したことがありますが、他の寿司ネタに比べて相当に手間がかかるはずの代物なんです。なのにどうしてコハダは寿司の中で主役になれないのでしょう。そろそろコハダが日の目を見てもいいのではないかと思ってしまいます。

いま目の前にある盛合せには他に、ホッキ、いか、赤貝、金目鯛そして中トロがいます。どれもおいしいのですが、やっぱりコハダ。もぉ、ひときわ輝いてますもん。コハダがひかりものだからだけではありません。ホントにンマイんですもん。こんなに素晴らしいコハダに出逢わせてくださった「しん幸」さんに感謝です。

コハダに魅せられて、しばらく満足感に浸ってました。浸りすぎて、寿司の「しん幸」さんにお邪魔してるのに、寿司を食べることをすっかり忘れてました。ネタケースを覗きながら、何がいいかなぁと悩むのが本来の自分なのですが、ここは迷わずコハダ。もぉコハダ中毒にかかってしまいました(笑)。

コハダがメジャーな寿司ネタになることを祈りながら、いただきます。ん~、やっぱりウマイ♪

 

安部 修平 (叡和塾教務部)

カテゴリ:修ちゃんの山形飲み・食べ歩き | 情報更新日:2013/07/03

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