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山形グルメ

浦井雄治の 今月のおすすめ[6月号]

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十割蕎麦に近い尾花沢産の太打ちの田舎蕎麦
白身魚擂り身入りそばまんじゅうが有名

蕎麦処 紅留満

sL1030702行者にんにくの天ぷら
sL1030676鱈など白身魚の擂り身入りのそばまんじゅう
sL1030676冷やしとりそば
新緑の候、山形行きも楽しくなる季節となったが、今回は久し振りに東根市の「紅留満」を訪ねることにした。仙台から国道四八号を関山峠を越え、大滝を過ぎてまもなく左側にある。暖簾を潜るといつものようにご主人夫妻がにこやかに迎えてくれた。
 
何はともあれいつもの如く、ビールと地酒で一杯。つまみはこごみのお浸しと漬物だ。
 
定番の蕎麦には普通のもりと板そばがある。蕎麦粉は尾花沢産の碾きぐるみ粉で、割合はつなぎがわずかに入って蕎麦粉一五に小麦粉一で、十割蕎麦に近い。香り立ち色黒く、太打ちの田舎蕎麦が定番だが、注文により細打ちも出す。つゆは鰹節、宗太節、鯖節でだしを採り少し辛め。冷たい蕎麦では少し濃いめに、温かい蕎麦では少し薄めにする。店内に「地元尾花沢産のそば粉をがんこおやじが丹精を込めてねり上げたこだわりの手打蕎麦です。田舎そばの香り、食感を御賞味下さい。」と掲示する。
 
御主人は「お腹いっぱいに食べてほしいので少し多めに盛り付けている。」と言う。少し辛めのつゆと太打ちの蕎麦とが絶妙に絡み、腰の強い蕎麦の歯触りと口の中に広がる香りが何とも言えない。冷たい蕎麦にはどれにも山形の蕎麦屋の定番の一品、ゲソ天が付くのが嬉しい。
 
冷やしとりそばは、鶏肉、板かま、茹玉子、千切り胡瓜、こごみ、刻み葱、茗荷等が入り、これからの季節には冷たい少し辛めつゆがもってこいだ。当店で絶対にはずせないのは名物そばまんじゅう。鱈などの擂り身を中に入れ刻み葱を掛けた温かいかいもちで、そばつゆを掛けてスプーンで食べる。魚の擂り身と温かく柔らかなかいもちとつゆとが渾然一体となって、見事な味の協奏曲。ここで御主人が、行者にんにくの天麩羅の一本揚げを特別に出してくれた。行者にんにくの天麩羅というのも珍しいが、それも一本そのままを揚げたと云うのがなかなか乙で、塩を振って食べたが、実に美味しかった。
 
当店ではラーメンも出しており、これからの季節に合うゲソ天付き冷やしザルラーメンも食べてみた。中華スープとそばつゆと二種類のつゆが付き、二つの味が楽しめるのがいい。特に酸味の効いた中華スープで食べたのが美味しかった。仙台・山形間を行き来する際に立ち寄るのには格好の店だ。
 

カテゴリ:浦井雄治の今月のおすすめ | 情報更新日:2013/06/01

居酒屋「ままや」[6月号]

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山形牛の美味しいお店
居酒屋「ままや」

仙台「ままや」で山形牛を堪能する

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sL1030702山形牛のローストビーフ
●山 田 美緒子(居酒屋「侘び助」女将)
 
「侘び助」の入り口に『すばらしい山形』を置いている。この頃来店するようになった「イタリア人になりたかった」と言うヒロ君。とてもおシャレで楽しい人です。ページをめくり三吉氏の名前を見つけ、「恩人です! 恩人。会いたい!」ということで、いつもは女性を誘うんですが、初めての男性登場となりました。
 
今回の会場は、北仙台駅近くの「ままや」に山形牛を持ちこんでの食事会となりました。ママの富士子さんは三十年来の友人。人生色々とあるように、私にとっての恩人であり、いろいろ支えてくれた方で、三吉氏とも知り合いという事で特別の「山形牛を食べる会」となりました。料理上手な彼女、肉厚なロースはこんがり焼かれ、甘みがジワーっとひろがる。三吉氏とヒロ君も二十年ぶりの再会と言うこともあり、会話がはずみ、次々と口に運ばれてゆくなんとも贅沢な「食べる会」となりました。
 
肉たっぷりの山形いも煮、冷やっこに山形名物のダシがのり、天童ワインに山形の地酒「あら玉」と「出羽桜」と、どっぷりと山形につかる。そこへまた、サラダにのった贅沢きわまりないローストビーフ。美味しい山形牛の大盤ぶるまいに仙台人の友人たちは感嘆にむせぶばかり。ヒロ君は仕事で山形へ通い、「ままや」は常店になるとか。彼の美人に弱いのと面倒見がいいのが露呈した訳で、なんともうれしい人とのつながりができたわけです。良い事をする人は、水の上に出きる輪のように、次々と愛情を送りつづける。そのさざ波の中にいられる私は、本当に果報者です。
 
 

山形牛で再会

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sL1030702山形牛ステーキ
sL1030702山形いも煮
●澁 谷 博 之(仙台市在住)
 
今回は昔から大変お世話になっている相澤先生に内緒で参加するという、ちょっとしたサプライズの参加でした。十数年振りにお会いするのに以前よりお若くなった印象で、これも山形牛を食べているおかげかなと思いつつ……。
 
いよいよ実食! 香ばしく焼けた表面をすぎると、程よい食感もありつつもとろける感覚。そして滲み出る脂が思ったよりあるのですが、それがほのかな甘みがあり、とても口溶けがよい。後味もさらりとしている。この絶妙な脂肪と肉質のバランスは、山形ならではの気候風土が育むのでしょうか。とても美味しく幸せな時間でした。
 
「侘び助」の女将さん、「ままや」のママさん、そして相澤先生、ありがとうございました。
 
 

カテゴリ:山形牛の美味しいお店 | 情報更新日:2013/06/01

修ちゃんの山形飲み・食べ歩き[6月号]

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修ちゃんの山形飲み・食べ歩き
第十三回  味処 「居酒屋 清」

お通しのコゴミお通しのコゴミ
米沢牛のすじ煮込み米沢牛のすじ煮込み
氷下魚の一夜干し氷下魚(コマイ)の一夜干し
山菜の天ぷら山菜の天ぷら

この連載を始めてから早いもので一年が経ち、二年目に突入。これまでの十二回のいずれのお店もおいしいものを頂戴したのはもちろんのこと、それぞれのお店・店主の雰囲気を感じることができたのは、自分にとって最高の財産になっています。これからもさまざまなお店を巡ってみたいもの……

「よし! 着いたぞ」

物思いに耽っていたところに、相澤氏の一言。これまでのことを思い出してる間に、いつのまにか、十三回目となる今回の目的地に到着してました。山形駅前に在ります「居酒屋 清」さんです。

入店すると、ご主人と女将さんが穏やかな表情で迎えてくれます。カウンターに腰掛け、お酒とお通しを楽しみに待っていますと、でてきました。今日のお通しはコゴミとホタルイカ。どちらも旬のものです。特に、山形でのこの季節は、なんといっても山菜です。このコゴミは女将さんが自ら採ってきたものだそうで、大変おいしいです。つづいて、米沢牛のすじ煮込み。牛すじなのに、米沢牛のせいか、ご主人の腕のためかやわらかい。そして、氷下魚(コマイ)の一夜干し。字の如く、冷たい海にオレはもまれてきたんだゾ、と言わんばかりの独特の味わい。敬服しながら、お酒とともに。ンマくて、酒がすすみます。

次に山菜の天ぷら。コゴミ、ふきのとう、コシアブラ、そして木の芽と盛りだくさんです。サクッ、サクッと軽い食感。そして、「居酒屋 清」さんの一番のおすすめ、米沢豚のトンカツです。分厚く切られているのに、なんとやわらかい。ご主人のロース肉に対するこだわりをうかがってから食べると、さらにうまい。居酒屋なのにトンカツ?と思いましたが、食べてみますとおいしいし、お酒とあいます。

トンカツを筆頭とするおいしい料理とゆっくりできる雰囲気を楽しむことができました。「居酒屋 清」さん、ありがとうございました。

 

安部 修平 (叡和塾教務部)

カテゴリ:修ちゃんの山形飲み・食べ歩き | 情報更新日:2013/06/01

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