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修ちゃんの山形飲み・食べ歩き[10月号]

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修ちゃんの山形飲み・食べ歩き
第五回  蕎麦処 「明烏」

秋です。収穫の秋、食欲の秋。四季の中で、本誌のタイトル通り「素晴らしい山形」をもっとも堪能することができる季節となりました。

今年の秋もまた、山形の味を思う存分楽しみたいと思っております。

さて、連載五回目となります今回は、そんな「山形の味」のひとつ、蕎麦をいただくために、東根市の旧道沿いにあります「明烏」さんにお邪魔しました。お店の前を通るたびに行列ができていましたので、以前から気になっていた蕎麦屋さんです。入店するや、張りのある「いらっしゃいませー」のかけ声。このかけ声からすると、おいしそうな蕎麦がでてきそうだなぁと期待がさらに膨らみます。

今回は「巨大海老天ざる」を食べるためにお邪魔しましたので、迷わずそれを注文しましたが、おしながきを見てみますと、メニューがたくさん。

定食や丼もの、どれもおいしそうなものばかりで、いいですねぇ。さらに、ごはんをセルフサービスでいただくことができる、とのこと。食いしん坊な私にとって、これはとてもうれしいことです。

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そうこうしてるうちに、「巨大海老天ざる」が目の前に。あまりにも巨大です。皿からはみ出るほどの大きさです。これほどまでに大きいとは思っていませんでしたので、もぉ、この巨大海老天には脱帽です!

衣はサクサクしており、海老の味ももちろん最高です。巨大海老天の印象が非常に強いですが、蕎麦もウマい! 十割蕎麦をいただきましたが、短く切れることなく長いまま食べることができる、のど越しの良い蕎麦です。出汁のきいてるつゆにつけて、音を出しながらすする。

なんでこんなにおいしいんでしょう。期待していた以上に、「巨大海老天ざる」を見てうれしくなり、食べておいしさを感じることができ、満足することができました。「明烏」さんごちそうさまでした。

安部 修平(叡和塾教務部)

カテゴリ:修ちゃんの山形飲み・食べ歩き | 情報更新日:2012/10/01

和風肉料理 佐五郎[10月号]

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和風肉料理
佐五郎

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sL1030702ヒレステーキ
sL1030702スープとサラダ
●山 田 美緒子(居酒屋「侘び助」女将)
 
ぼんやりテレビを見ていたら「百六歳男性公共交通機関を利用して世界一周達成」と、颯爽とした足取りで空港を歩くお姿。そのご長寿、元気の素はステーキとの事。いやーおそるべし肉の力・・・。そんな所に「ステーキ食べに来ませんか?」と山形三吉氏よりお誘いの電話が入る。「どなたかお友達も連れていらっしゃい」。つまり山形ファンをふやしたい意図が感じられる。「ハイ、青森美人、華道、茶道をきわめた女らしさ満点の松尾さんと行きます」
 
『佐五郎』は山交ビル前バス停より徒歩三分の繁華街にあります。明治四十三年牛鍋屋と精肉店を創立、現在三代目の山形を代表する老舗である。一階が精肉店、二階が店舗、三階が宴会場という堂々とした建物です。精肉店で売られている牛肉の粕漬け「佐五郎漬」は昔々水戸の光圀公も食した滋養強壮の牛肉を初代が再現した逸品です。さて二階の店内へ。笑顔での出迎えに期待がふくらむ。自在鈎が下がる広いテーブルとカウンター、奥に個室がある。街路樹の見える窓があり清潔感がありとても落ち着く。高畠ワインを頼む。あざやかな赤、香り良く爽やかな酸味が、美味しい。運ばれて来た鉄板に温められている黒毛和牛極上山形牛のロースステーキは、霜ふり肉のやわらかさ、口に入れると甘くスーッと溶ける。スライスニンニクチップとレモンバターを交互につけてしっかり味わう。ステーキコースでなくても簡単に肉が味わえそう。日本酒、焼酎などもそろっていて、接客の良さと上品な雰囲気は頻繁に足を運びたくなる名店と感じた。
 
じつは、私の原点は全て山形の皆様からいただいたものです。遅い出発ですので、百歳まで現役女将でガンバルと豪語しています。その為にはやはり牛肉・ステーキだったんですね。「ご長寿百六歳の女将エベレストに登る」とでもギネスに載りましょうかね・・・。
なんとなくヘコタレソウになった時、「食べに来るかい?」と誘ってくれる山形の神様がいる。私にとって「すばらしい山形」は「ありがたい山形」です。
 

 
●松 尾 幸 重(仙台市在住)
 
長い長い夏の暑さに弱り果てていたある日、居酒屋「侘び助」のおかみさんから一通のメールが。山形へ山形牛を食べに行かないかとのお誘い。牛肉大好きの私に否やはございません。早速OKと返信し、ワクワクその日を待ちました。
 
さて暑さも少し和らいだその日、バスでおかみさんと山形へ。
 
<山形は、スキー場=温泉にはよく行きましたが、市内は久しぶりです。平日の静かな午後です。そばのイメージが強いのと、おサイフの都合で日頃素通りしている系のお店ですよ、今日はきっと。ワクワク。少し歩いてここだよ、と指差されたのは、老舗の風格漂う看板、「和風肉料理佐五郎」。おぉ、見上げただけでおなかが鳴ってしまいそうです。
 
頂戴するのはステーキ。辛子バタを添えて。なら、ヒレでしょう!! 女はヒレ!! えっ? おかみさんはロース? 
 
先にロースがジュージューしながらテーブルへ。あぁ! ミックスってないの? いいえ、人生は選択の繰り返し、後戻りはできないの・・・と思っていたらおかみさん、二切れ分けてくれました。
 
しかしすごいですねえ、山形牛は。厚いのに柔らか、お箸でも切れちゃいそうです。辛子バタをからめて、ローストガーリックを散らして、と。ふふふ、うまいぜ山形。いつまでもいくらでも食べていたい。お隣のロースも上品にワイルドです。もうこれはアートです。お肉界のアート作品。五感で味わいます。そして高畠のワインも忘れちゃいけません。軽く冷やした赤が、遅めのステーキランチにぴったりとはまり、幸せな気分をますます高めてくれたことでした。
 

カテゴリ:山形牛の美味しいお店 | 情報更新日:2012/10/01

浦井雄治の 今月のおすすめ[10月号]

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仙台で楽しめる山形蕎麦と山形地酒
山形蕎麦・しゃぶ鍋
大 黒

sL1030702山形の最上早生十割のざるそば
sL1030676お刺身の盛り合わせ
sL1030689山形のだしやっこ
sL1030689山形の漬物
sL1030689掘り炬燵のお座敷
sL1030689筆者と店長
隣接する仙台市と山形市との結び付きを深める仙山圏交流は、人の交流だけでなく経済交流の活発化も促進している。最近仙台でも、山形の蕎麦屋で修行したとか、山形産の蕎麦粉を使っているとかをうたい文句にしている蕎麦屋を見かけるようになった。そこで山形産の蕎麦粉で打ったそばを出していると噂に聞いた居酒屋に行ってみた。店の場所は東二番町通りの仙台国際ホテル向い側のトラストタワー(元東北学院中学・高等学校跡地)二階で、店の名前は「大黒」。店名に「山形蕎麦 しゃぶ鍋」の肩書きが付いている。
 
 店に入り個室に座を占めて、店長に聞いてみた。会社の経営者は山形の人だそうだ。酒は河北町の和田酒造の「あら玉」等名の通った山形地酒が五種類用意されており、蕎麦粉は山形の農家と契約栽培している最上早生だそうで、山葵は山辺町畑谷の蕎麦屋「弁天」の吉田さん(元玉虫湖畔荘支配人)が栽培したものを使っていると云う。これだけ山形のものが揃っている店は他にはあるまい。山形の蕎麦と地酒を愛する者にとってはまことに有難い店であると言える。
 
 先ずは、そば前には酒造好適米「改良信交」で造った和田酒造の「あら玉」純米吟醸を注文した。酒の肴は刺身の盛り合わせの他に、やはり山形のものがいい。山形の季節の郷土料理として最近は仙台でも見かけることのある「だし」を使った「だしやっこ」、そしてやはり山形と言えば漬物だ。「だし」を掛けた冷ややっこと山形の漬物を肴に、山形に思いを馳せながら山形地酒「あら玉」を楽しんだ。
 
 蕎麦は献立てを見ると、ざるそばの他にやはり板そばが載っている。十割だそうだ。他に温かい種ものや冷たい肉そばもある。酒の後でもあるし、最上早生十割のざるそばを注文した。蕎麦は中太で、色は黒い。腰があり、十割だそうだがその割にツルッとして喉越しもいい。つゆは、最近甘口のつゆが少なくない中で、これはそうではなく程好い辛さだ。中にはあまり感心しない山形蕎麦もある仙台で、このような山形蕎麦が食べられる店が出来たのは楽しいことだ。
 
 
TEL022-266-0159
■営業時間 ランチ  11:00~15:00
    ディナー19:00~24:00(金・土は24:00)
■定休日 なし
■交 通 地下鉄南北線「仙台駅」南2番出口より徒歩約6分
    JR仙台駅西口より徒歩約9分
    JR仙石線「あおば通駅」北2番出口より徒歩約8分

カテゴリ:浦井雄治の今月のおすすめ | 情報更新日:2012/10/01

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