山形の観光・イベント・グルメ情報を、山形三吉が取材・編集して毎月お届けします!

ホーム > 山形グルメ

山形グルメ

朋ちゃんの「東沢バラ公園」巡り 3月号

第十二回 ブルー・パーフューム

CIMG0459

芦 野 朋 子

 昭和31年、東沢公園が誕生する。市制施行25周年を記念した「市の花」の制定にあたり市民のみなさんに公募したのだ。当初バラの数は70品種700株、そこから拡張整備を繰り返した。平成14年に750品種、2万株を超えるバラが咲き誇り、観光地でありながら市民に愛される場所となった。そして、今回のバラは、ブルー・パーフュームだ。濃厚な香りと深い藤色が魅力のバラだ。花つきが良く、早い時期から咲きはじめる。とげが少なく、コンパクトな樹形の株になるので扱いやすい。濃厚な香りを楽しめる品種で,切り花としてもおすすめ出来る。
 
 村山市は18世紀はじめ、羽州街道(旧国道13号)と宿駅制度の整備で、町並みも少しずつ整い、他地域からの移住で人口も増加した。昭和50年代前半は楯岡を中心商店街として背後に農山村集落をかかえる商業圏をつくってきた。そのような地域において、選りすぐりのお店の紹介をしたいと思う。そこは、松月堂布川だ。5代目店主は、布川淳一さんだ。山形南高校出身である。そして、6代目と一緒に店を切り盛りしている。山形県産のそば粉を練り込んだ餡と、大納言小豆の羊羹を重ねて巻いた、村山銘菓「三平撰」が、有名である。
 
 それから、菅野時計店だ。音楽教室を開いている。4歳児からの幼児科である。ヤマハ音楽教室だ。店主の菅野年央さんは、長野県出身である。こちらの店に婿養子として、やって来た。ピアノの調律、楽器関係は、応相談出来る。
 ランチなら、麻屋のお魚定食は、いかが?店主の斉藤薫伸さんが捌く魚は、鮮度一番だから、とても美味しいのだ。2日前までの、要予約である。ぜひ、召し上がれ。
 神田神社は、稲荷神社として田の神だが、お供えする餅で石いぼをさすりお祈りすると、がんこな石いぼも知らぬうちになくなる「石いぼの神様」としても知られる。

(資料提供 村山市役所)

カテゴリ:朋ちゃんの「東沢バラ公園」巡り | 情報更新日:2020/03/03

朋ちゃんの「東沢バラ公園」巡り 2月号

第11回  熱 情

CIMG0459

芦 野 朋 子

 まずは、熱情だ。今年、あなたの庭に咲くかもしれないバラだ。市民の注目を浴び、話題を呼ぶ。誰しもが、バラの話をする。話題は、それで持ちきりになる。そんな所だろう。ずいぶんと拡張され、整備されたバラ公園だ。しかし、今は、京成バラ園芸の苗木が、村山市観光物産協会ホームページから購入出来る。
 
 二月、寒さは凄まじい。それが村山である。極寒の最中、人々が雪掃きで疲弊する。体もついて来なくなった。それほどに、雪というものは、厄介なのである。しかし、甘いキャベツが畑から掘れる。旨い。旨過ぎる。寒い空の下、人々は明るく暮す工夫をするのだろう。冬の楽しみは、何だ。人、それぞれにある。それだけに、冬の厳しい作業も、辛くは無いのだ。だから、人々は冬を越す。花々も、同じである。その命が、美しく咲く。そして、冬の訪れとともに、枯れてゆくのだ。人間同様、年取らず、死なず、生きるのみである。それが、素晴らしい。素晴らしく、豊かである。だから生きる。生きられる。誰しも、目的を持たずには、いられない。花々が咲き、枯れてゆく。過酷な定めが、美しく、魅了される。そんなバラ達との出会いに、今度は、きっとあなたも満足する。そして、今回のバラ、熱情は、発色が良く、花型も大変整っている。バランスの取れた正統派の赤バラだ。茎の長い切り花が取れる。病気に強い強健種で育てやすい。1993年JRC金賞受賞。(JRCは、Japan Rose Concoursの略称で、世界ばら会連合 World Federation of Rose Societiesが認定する素晴らしいバラコンテストである。)
 
 熱情に限らず、美しく咲く苗木を沢山扱っている。京成バラ園芸に、行かずにホームページから、ダイレクトに苗木の注文ができる。ぜひ、村山市観光物産協会ホームページを、ご覧下さいませ。きっと、そこには春が有る。

 

《熱 情》
整った花形の、深紅のバラ。品種名は"熱情"。この凛としたバラの立ち姿を見ていると、正統派の赤バラとしての威厳すら感じられます。
樹勢が強く、丈夫で育てやすい品種。剣弁高芯咲きで花もちが良く、コンテストにもよく使われる品種です。
(バラ図鑑より)

カテゴリ:朋ちゃんの「東沢バラ公園」巡り | 情報更新日:2020/02/05

朋ちゃんの「東沢バラ公園」巡り 1月号

第10回 オリジナルバラむらやま

CIMG0459

芦 野 朋 子

 オリジナルバラむらやまは、佐藤昌一郎市長が、市制施行四十五周年を記念して、京成バラ園芸に作らせた。地味なバラだ。しかし、今流行のバラでは無い。それが良い。そういうバラもあって良い。むしろ、それが村山市を表現しているし、縁の下の力持ち的な存在ならば、見栄よりも中味である。都会的な、ショッピングモールなどは無い。そして、飲食店も個人営業が大半だ。
 
 村山市という田舎だが、他の市町村には、引けを取らない観光地が東沢バラ公園だ。この公園は、全国でも人気があるのだ。誰もが、行ってみたい。そんな気持ちにさせてくれる。しかし、出掛けるには、ちょっとと思っている仙台圏内の方々には朗報だ。JR村山駅からバラ公園までのワンコイン(500円)タクシーがある。今は、冬なので、バラを見る事は不可能である。しかし、切り花はどうだろう。ハウス栽培のバラが花屋の店頭に並ぶ。しかし、バラは切り花としては、不向きなのだ。京成バラ園芸でも、それが課題である、これからのバラに期待したいと、執筆されている。やはり、すぐにしおれてしまうからだ。話を、オリジナルバラむらやまに移そう。
 
 平成11年の11月1日に、こちらのバラの記念式典と市民コンサートが、市民会館で開かれた。会場を、埋めつくす人、人だったと言う。誰もがこの日を祝った。記念式典では、佐藤昌一郎市長が、「今日は、にぎやかに村山市の誕生を祝おう。」と挨拶なされ、会場からは拍手が起こった。市民コンサートでは、馴染み深い日本の曲が演奏され、観客は聞き入った。それから、オリジナルバラむらやまは、赤ピンクの小輪(直径四センチ)一重で村山らしく素朴なバラだ。六月から秋まで長く咲き続ける。そして、花の後は実を付ける。木が丈夫だ。垣根や土手地などにも適す。そして無農薬で育てられる。こんなに、丈夫で良いのだ。市民に愛され、これからもずっと村山市を見守ってくれるはずだ。

 

カテゴリ:朋ちゃんの「東沢バラ公園」巡り | 情報更新日:2020/01/05

朋ちゃんの「東沢バラ公園」巡り 12月号

第九回 光 彩

P1010651.JPG

芦 野 朋 子

 12月、バラは半休眠に入り、1月から2月の半ばまで休眠に入り、それから、また、3月半ばから生育する。寒冷地だから、ちょっとずつカレンダーは、ずれ込むかもしれない。
 バラの香りは、数百あるというが、その様々なバラの香の違いが、果たしてかぎわけられるのか、疑問であるとも、京成バラ園芸の先生方は指摘されている。
 我々の鼻には、どんな匂いがあうのか。やはり、体に良い匂いが良いし、体が軽くなったり、気分転換になれば、それが良い。バラは、高価で貴重である。だからこそ、愛されるのだ。
 バラをモチーフにした逸話や、マンガ、それからお化粧品やら、何やら、バラグッズは、揃うし、それだけに愛好家は、沢山いるはずだ
 ところで、インドなどの熱い国々では、カレーが旨い。それに、ナンとセットにしたら、もっと美味しい。スパイスは、やはり日本には、無いかもしれない。バラのローズエッセンスは、炎症を抑える効果がある。それだけに、皆バラにあやかりたい。バラも、ハーブ同様の効果があるわけだ。
 そして、今回のバラは光彩だ。1987年に京成バラ園芸で作出された。アメリカでは、「ミカド」と呼ばれている。耐寒性、耐暑性、耐病性有り。日本で、はじめてAARSを受賞したバラだ。東沢バラ公園にも有る。夏になれば、また会えるだろう。

 

※AARS(ALL AMERICA ROSE SELECTIONS)。AARSは、アメリカでもっとも権威あるバラのコンテスト。

 

品種名 光彩 Kosai
系 統 [ HT ] ハイブリッドティーローズ
作 出 日本
作出年 1987年
花 色 表弁は赤、裏弁は黄色がのる
花 型 半剣弁咲き
花 径 大輪 12~13cm
花弁数 30~35枚
香 り 微香
樹 形 半横張り性
花 季 微香四季咲き
備 考 1988年AARS受賞
(日本初のAARS受賞) アメリカでは「MIKADO」と呼ばれています

 

カテゴリ:朋ちゃんの「東沢バラ公園」巡り | 情報更新日:2019/12/05

朋ちゃんの「東沢バラ公園」巡り 11月号

第八回 芳 純

P1010651.JPG

芦 野 朋 子

 すっかり秋らしくなった。バラは、冬剪定が待っている。それから、雪囲いだろう。まだまだ、天気が良い。アウトドアを始めたい。インドアの性分を、ぜひ断ち切りたい。そうだ、ハイキングだ。ハイキングが良いに決まっている。イベントは、あるだろうか。どこへでも、飛んで行く。そのような気持ちになった。快晴は、健康的で素晴らしい。ぜひとも、秋の遠足と、いきたい。そろそろ、新米の季節だ。美味しくて、あたたかな御飯が頂ける。それも、そのはず、ここは名産地だからだ。
 米に、果物、それからキノコなどが、たらふく食べられる。腹八分目と言われる。なぜだ。それでは足りないじゃないか。しかし、もしかしたら、昔の人々は、少し残して頂戴と、言いたかったのかもしれない。
 小さな頃、こんな話を聞いた。「おいよ、おあがり」「おいよ、おあがり」と、食事で残してしまった魚は、細かく粉砕して、もちろん骨までだ。先程のフレーズと、ともに、海にばらまくのだ。それは、一番年下の漁師(正確には、かしき)の仕事だった。というお話を、母から何度か聞いた。「おいよ」とは、どこかの方言だろう。愛知だそうだ。魚を意味する。土地の人々は、食べ物を大事に暮らす。
 「芳純」は、資生堂の研究者からの発注だったそうだ。こちらのバラから、なる。資生堂シリーズの品々になる。鈴木省三氏の最高傑作と、言えるだろう。もちろん東沢バラ公園にもある。一九八一年に、京成バラ園芸で作出された。
 このバラに限らず、キリスト教徒は、バラという植物を知っている。それは、ローズウォーター、その聖なる水、つまり聖水はバラからなる。
 今年の冬も、秋も、バラは雪を待つのみだ。一年中、四季の移ろいを体感しながら、日本に生まれた奇跡に、涙する。

 

 

カテゴリ:朋ちゃんの「東沢バラ公園」巡り | 情報更新日:2019/11/07

1 2 3 4  次へ 

今月号とバックナンバー

このページのトップへ