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修ちゃんの山形飲み・食べ歩き[11月号]

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修ちゃんの山形飲み・食べ歩き
第十八回 「株式会社 ヤマレイ」

筋子
鮮魚
鮮魚2

おはようございます。

記念すべき第十八回目の取材は、初めての朝取材です。朝でなければ取材できないところといえば……。そう、こちら山形市公設地方卸売市場しかありません。まさに、山形の食を支える「食の玄関」であり、「山形の台所」であります。

ヤマレイさんはその場内で水産物を卸しております。近海ものの見事な真鯛にヒラメ、アワビやハマグリなどの貝類も種類が豊富。身欠きにしんや干物などの加工品も、鮮魚に負けじと自らのおいしさをアピールしてきます。その鮮魚類と加工品の両翼をバランスよく保ちながら、真ん中にどっしりと鎮座ましますは、ヤマレイの有海社長。そして社長の前には、きれいに輝く真っ赤な筋子。これが噂のヤマレイさんの筋子なのですね。

筋子さえあれば、何杯でもゴハンを食べられます。他に何のおかずも要りません。筋子がおかずだからです。

同じおかずでありながら、他のおかずを寄せ付けない。筋子は、それほど強力な実力者だと言うことができます。

ここに茶碗一杯のゴハンがあるとしましょう。そこに、一切れの筋子をのせてみます。名もないただの白いゴハンが、筋子をのせた途端、瞬間的に紅白に美しいゴハンに変貌したではありませんか。一切の調理を経ずして、「瞬間的」に変わる、とゆうところに、筋子の言いしれぬ実力を見ることができます。

ここで初めて「筋子をのせられたゴハンは頑張る」という事実を発見。頭上に筋子をのせられたゴハンは、「自分の存在感が薄くなる」とまず感じ、「下手をすると名誉は全て筋子に取られてしまう」と思い、「歴史の中に埋もれてしまうのではないか」とあせり、急に頑張りだすのです。こういった具合に、ゴハンに奮起を促すことで、筋子は最高の一杯をうみだすわけです。

その筋子とヤマレイさんに敬意を表しながら、また一杯、筋子ゴハンをいただくのです。

 

安部 修平 (叡和塾教務部)

カテゴリ:修ちゃんの山形飲み・食べ歩き | 情報更新日:2013/11/04

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